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ポメラ記念日(2)

本当に全体にニベアをうっすらと塗ってウエスで拭き取ったら、普通に高級感のあるしっとり仕上げになった。もしかしてこのプラスチック、なにか仕上げの工程をひとつはしょっているのではなかろうか。よい子は真似しないでね。

SDと本体メモリの使い分けも自分の中でひとつ方針が決まった。普段は本体メモリに記録していく。そして時々ファイルを複数選択してSDにコピー、バックアップする。で、そのうち気が向いたら、USBでMacにつないでバックアップする。

問題はたくさんのファイルをいっぺんにコピペしようとすると、文字数がどうのといってコピーされないファイルが出ること。バグか仕様か。5ファイルずつぐらいなら大丈夫な気配。

つかいだしてまだ数日だけど、こうしてつらつら書いているだけでも(追記。前回同様、こちらもポメラで下書きしてiPhoneでアップ、Macで直しています)、何か懐かしい気分になる。同じ無為な時間でもスマフォでSNSを無限縦スクロールしていたずらに過ごしてしまった時間のむなしさとは明らかに質が違う。ツイッター系の自己顕示欲なんて実は公開しなくてもこうして日記を書いているだけで、かなりの部分が満たされるものなのかもしれない。

今までも日記にはなんどか挑戦したが、自分の悪筆にうんざりして、読み返す気にもなれず、たいがい数日で放り出してきた。ポメラだって三日坊主になる可能性はまだまだあるが、とりあえず、キーボードを叩く、という動作が今の自分にとっては一番しっくりくる筆記手段なのだな、そんなことにいまさら初めて気づいた。それだけでもこの道具を買った価値があった。なんちゃって。

でもね、普段、仕事で使っている高級キーボードHHKBをがんがん叩いている感じと違う、この今のノートパソコン風な静かなキーボード、これまたなんというか、新鮮でいい。音が執筆を邪魔しない感じ。しかもこれ、ブラインドタッチ(はポリコレ案件か)、もとい、タッチタイピング(じゃ、なんだかわかんないよね。無視界打鍵法とかどうだ?)ができるぎりぎりのサイズのキーボードだよね。そういう意味では、キーボードを普段から使いこなしているユーザーでないと、おもしろくない道具なのだろう。使い手を選ぶ道具、いいじゃないですか!

とにかく、そんな感じで、気に入ってます。こうして雑文を書きためているうちに、何かが生まれそうな予感はあります。

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