見出し画像

2023年8月1日 間違いを活かす


昨夜は、飲み過ぎた。
「1軒目は軽く…」と言って飲み始めたのだが…
そんなペースではない。


はたして“ペース”というものは誰が作るのか…
非常に大事なことだと感じた。

クラスも同様。

・教師がペースを作る。
・子どもがペースを作る。

その時々で、ペースメーカーは変わり得るだろう。
だが、どのペースだとしても「心地良さ」というのが大切なのかな。

はたして昨夜のペースに「心地良さ」があったのかは…。


夜中は、目を覚ますたびに水分補給。
そうすることで、二日酔いを避けることができる…というのが、私なりの方法。
おかげで、朝はスッキリ目覚めることができた。


「朝ジム」は行けなかったが、「朝カフェ」はクリア。
飲んだ翌朝こそ、「ルーティン」で自身の状態をフラットに戻していけるとよい。



さて、今朝はこちらの本を読む。


『頭のよさはノートで決まる/斎藤孝』


最近、斎藤孝さんの本を意識的に読んでいる。
実践と通じるところが結構あるので、面白い。
今日は、こちらを抜粋。

間違えた問題をノートに書いて、「パターン&ポイント集」をつくるというのも勉強の効率アップのコツだ。

頭のよさはノートで決まる

ここで著者は、「解いたあとのレベルには4つある」と主張している。


レベル1:解きっぱなし。答え合わせをしない。

レベル2:解答を読んで「ああ、そういうことか」と分かった気になる。

レベル3:自分の答えと解答を照らし合わせて、足りなかったところをノートに書き込む。

レベル4:何が間違いの原因だったのかをノートに書き、矢印でポイントを示す。



学校現場に落とし込むとすれば、例えば、単元終盤のワークテストに活用できそう。

私は、子どもがテストを終えて提出させた時に「解答」を持って行かせて、各自で「答え合わせ」をさせる。

もちろん、子どもの手元にテストはない。
だが、解いた直後なので自身の答えは大体は覚えているもの。


この「テスト直後」というタイミングがいい。
テスト実施から間があき…
採点されたテストを受け取った頃には、子どもの意識は「点数」に向かってしまいがち。


ここまでやれば、上記の「レベル2」まではクリアだろう。


さらに「レベル3」「レベル4」と持って行くためにはどうするか…
返却されたテストに書き込みをしていくのも面白い。
師から教わった方法である。


・なぜ間違えたのか
・どうしたら間違えないようになるか
・間違えやすいところはどこか などなど


子どもたちは、結構楽しんで取り組んでいる。
カラーペンやマーカーを使わせるのも、ひとつの手。
今風に言えば、「映える」テストとなる。


2学期からは「自主学習ノート」に取り組んでいく。
使い方によって、子どもの力がさらに高まっていくだろう。


著者の斎藤孝さんは、こんなことも言っていた。

間違えたときがノートの使いどき。

こういうノートをつくっていると、間違えれば間違えるほどうれしくなる。パターン&ポイントのリストが増えることになるから、自分の成長に直結する。

頭のよさはノートで決まる


間違えるほどに嬉しくなるというマインド。
子どもたちが、こんな風に育ってくれば、学びはさらに加速するだろうなと感じた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?