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光文社 文芸編集部|kobunsha
2024年7月16日 12:10
私信文:一穂ミチ 文士劇、というものにお誘いいただき、「文士」の部分にも「劇」の部分にもまったく自信がないのだけれど、おもしろそうなので「やります!」と軽率に答えた。去年九月の決起集会では「なるべく台詞のすくない役を……」「木の役を……」と志願するメンバー続出で親近感しかなかった。演目って『与作』でしたっけ。 そのすぐ後、旅先でトレッキング中に足を挫いてしまった。不幸中の幸いというべきか最