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謝罪 : 悪いとは思ってない

更新が滞ると罪悪感が生まれる。
だが私は悪くない。
noteなんか始めるから更新が滞るのだ。
そう、noteは更新が滞るようにできている。
ブログも、SNSも、資格の勉強や習い事、最大障壁ダイエット。
これらも全て滞るようにできている。
続けられる方が異常なのだ。
挫折した経験がある人は、決して卑下することはない。
それこそが理(ことわり)、構造上の問題なのだ。
だが、この手の話をすると、必ず習慣化ニキが現れる。
「1日ちょっとだけやるんスよ」
「したらちょっとやったしな!って毎日できるんス!」

…はぁ?

我は怠惰を極めし怪人ぞ?
内に秘めた「そのちょっとが出来ねーんだよ!!!」を抑え付けて、愛想笑いをする(見えないだろうが)。
似た界隈だと、食べたものを必ず撮影してカロリー計算ニキもいる。
こっちは私をコントロールしようとはしないが、
私が如何に怠惰なのかを思い知らせてくる。
悪質だ。
もう部屋に篭って奴らから身を守ろう。

しかし、私は怪人/ミュージシャンだ。
聞く耳くらいは持っている(見えないだろうが)。
そこで敢えて、あの意識が高い化け物どもサイドに立って考えてみると、習慣はひょんなことから途切れるのかもしれないと仮説を立てることが出来た。
毎日のランニングは1日の雨に敗れ去るし、
ダイエットも外食などの人付き合いによって、
見るも無惨に跡形もなく初期化される。
自分が想定している「辛さ」を超えた場合に白紙になるということなのかもしれない。
「これくらいの辛さなら続きそう!」と一回でも思うと、
そこが閾値となり、他者から追加で信号が入力されると、設定された閾値を超え、「辛いこと」が「辛すぎること」にメガ進化する。
メガツラスギルの爆誕だ。

では、私ニカイドウに一体何が起きたのか。
制作期間に突入したのだ。
これは次にリリースする曲を書いたり、
出来た曲についてこねくり回したりする期間のことで、
楽しさと苦しさを兼ね揃えた不思議な時間だ。
大体の場合、苦しさが楽しさより少し大きい。
そして、とにかくハートにクる。
ハートを生贄に召喚する新モンスターは、
削った分だけ強くなることが多い。

では、今回の削れっぷりがどうかというと、
今、私のハートはツルツルになるまで研磨されている。
轟音の向こう側を目指したかった。
惰性で発する轟音は雑音でしかないと、
常に轟音の向こう側を目指しているが、
今回その答えの一つが出せたかもしれない。
意図したわけではないけれど、
今作はすべてメロディが強い。
美メロであるように思う。
轟音×メロディ、しかし耽美的な美しさの類ではない。
血みどろ血だるま、互いの正義が拮抗してステゴロで殴り合っているような主張と主張のぶつかり合いとも言える仕上がりになると思う。

ご期待ください。

次回
「怪人の仕事術 : 良い肉を食べると成果3倍!」

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