Giallo(ジアロ)という怪人たち

2023年から活動を始めた2ピースのロックバンド、
Giallo(ジアロ)について説明していこうと思う。

バンド名の意味は、
イタリア語で"黄色"だが、
"赤"本や"ピンク"チラシの要領で、
"黄色"は、イタリアンホラーのジャンルを表す。
エロ/グロ/サスペンス、
有名映画から"拝借"したタイトル、
黒づくめの"怪しい"キラーが美女を襲う下卑たモノと言えるかもしれない。
その怪しいキラーが自分たちと似ているということからバンド名として"拝借"した。
人間ではないメンバーを説明する言葉は何でも良いが、
分かりやすいので、形式上"怪人"としている。

ギターボーカルの名前は、ニカイドウ。
この文章を書いている本人だ。
ギターリフと奇声が特徴的とよく言われるが、
あまりにもモテなさそうなタグ付けに絶望している。
ドラムの名前は、シキ。
非常に無口で、ライブ中は一切MCをしない。
ジャズドラマーのドラムスティックの握り方をする。
パワフルでタイトなドラムが特徴的で、
無口な割に手数は多いソロを叩く。

主に都内で活動しており、
サポートメンバーやPCの同期を使わずに2人のみでライブを完結させるスタイルを採用している。
2ピースとは思えない厚みがあるアンサンブルを
"轟音"と形容することがある。
ニュアンス的に"爆音"とは異なり、
爆音→音量が大きい
轟音→低音が強い、唸る音像
の認識でメンバー間は統一されている。
また、ライブ中にスモークを多用するが、
その香りがギャルの匂いと指摘されることがある。
実質、黒ギャル2人組と認識していただいて相違ない。

人間のふりをして活動しない理由は様々あるが、
主には見た目で判断されたくないことが大きく、
私たちのライブが誰も見た目で判断されない、
精神的な安全圏になるようにしたいと考えている。

どのように私たちを解釈していただいても問題ないが、
あなたの敵ではないと明記しておきたい。