All About Me-me/You-youな気分

かなりセンシィティブな話をしようと思う。
見たくない人も多いだろうと思うので、
お目汚しにならないよう、こちらは有料記事にする。
それでも読もうと思っていただける方には、
大変恐縮ながら、自己責任でお願いしたい。
あと、私のことを嫌いにならないでくれよ？

All About Me-me / You-you
という曲を歌うとき、
いつも以上に私は神経を研ぎ澄ます必要がある。
基本的にライブのときは、
「集中」を貯めながら、
同時に「全放出」をしている。
例えるならば、
ご飯を食べながら全力疾走しているような状態が近いかもしれない。

「あのギターを弾きながら歌うのは大変そうですね。」

「毎回MCは事前に練られているんですか？」

「ライブ中、ギターのタッチのニュアンスを変えますよね？わざとですか？」

色々言ってもらえるけれど、
それっぽい話をしているときは、
毎回ウソを答えている。
何も考えられないくらいに
「集中」と「全放出」を繰り返しているためだ。
さながら、私は機械仕掛け。
ピストン運動をする蒸気機関や回転し続けるモーター。
原動力を生み出し、
それと同時に運動により消費している。
ライブをしているとき、
私は金属なのかもしれない。

しかし、機械的にライブをこなすわけではない。
バイクのエンジンのようにギアが存在していて、
それを上げるときがある。
All About Me-me / You-youは、
ゆったりした曲ながら、
私のギアを最大に上げる楽曲なのだ。