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如月が終わる

「一月往ぬる二月逃げる三月去る」とはよく言ったもので、2月に全力で逃げられた結果、また月末になってしまった。
もう1年の6分の1が過ぎたと考えるだけで恐ろしい。
なんだか年々時間の経過が早くなってきているような気がする。
社会人になってからはそれが顕著になった。

毎週のようにライブに参加していた1月とは打って変わり、2月はひたすらスキーに勤しんだ。(長野はスキー場だらけであり、日帰りでスキーに行けるのが強い。)

2月頭に高校の修学旅行ぶりにスキーをした訳だが、なんやかんや体が覚えている。。。。。

なんてことはなかった

5年振りなのだ、当たり前である。
ハの字で滑るのが精一杯の有様だった。

幸いなことに親切な同期及び先輩方のご指導をいただき、転びに転びまくっり何度も雪だるまになったが、なんとか終わり際には滑れるようになっていた。
結局のところ、上達の一番の方法はひたすら滑ることらしい。まあそりゃそうか。

その後もなんやかんやほぼ毎週滑りに行くことになり、気づけば今月だけで5回も滑っていた。これだけ行っているので、流石に少しは上達した気がする。というかそうであって欲しい。
そしてこの1ヶ月で学んだのは
力むな、重心を後ろに傾けるな、ビビって減速するな
の3点だ。これさえ守っていれば、ある程度は滑れるようになることを学んだ。

それにしても、こんなに滑るんだったらスキー板を買えば良かったのかもしれない。
しかし、そこは全国転勤族の辛いところ。来年も長野に残留になれば購入を検討することにした。

最初はそこまで何回も行く予定はなかったが、いざやってみると楽しいものだ。
この歳になると新しいことに手を出しにくくなってしまうが、恐れず挑戦してみるのも悪くない。そう思うことができた。

2月も下旬に入り、ようやく寒さも多少緩み、少しづつ春が近づいてくる気配がする。
とはいえ今しばらくは冬がどいてくれそうにはない。

そしていよいよ、来週にはLiellaの初声出しライブが控えている。
政府の方針に従い、2月頭にライブの開催ガイドラインが変更されてから最初のライブとなる。

コロナ禍の2021年にデビューしたLiella。
1stからずっと声出し禁止の中ライブを続けてきた。
それから2年。ついにこの時が来た。
そしてこのライブが3rdライブツアーの千秋楽となる。
溢れ出る想いを全力でぶつける所存だ。(もちろん常識の範囲内で)

この長かったコロナ禍にもようやく終わりが見えてきた。
今まで普通だと思い込んでいたことが、いかに当たり前ではないかを実感させられた3年間だった。

失って初めて、ありがたみを知るものだ。

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