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オタク、変化の1年(2023年総括)

早いもので2023年ももう終わりますね。
Liella3rdライブが今年の出来事であることに驚きを隠せません。それほどまでに濃くて密度の高い1年だったと感じています。
この1年を振り返る上で、参加した全てのライブを個々に述べていきたいのは山々ですが、それを始めるとキリがありません。
ですので、ここでは自分のオタクとしての変化というところに焦点を当てて書いていきたいと思います。(要は自分語りです。ご承知おきください、、)

note(ブログ)

自分の中で、今年1番の変化と言えば今こうして書いているnoteを始めたことです。
思えば、去年までの自分は純度100%の受動態のオタクでした。
勿論、それが決して悪い事だとは思っていません。コンテンツの楽しみ方は千差万別だと思っています。
ただ、ラブライブから受け取った想いや、溢れ出す「好き」という気持ちを何かこう自分の中でアウトプットとしたいというか、昇華させたい気持ちはどんどん膨れあがっていく一方でした。

そんな時、このnoteに出会いました。
アウトプットの方法の一つとして、ブログは選択肢にあったものの、どうしても始めるハードルが高いという固定観念がありました。
しかし、noteはSNS感覚で簡単に書けるということを知り、これなら自分でも書けそうだなと一歩を踏み出す決意をしました。

たかがブログで大袈裟な、と思われるかもしれません。
しかし自分にとっては、非常に大きな一歩でした。なにか新しいことを始める時ってすごく勇気がいるものです。
そんな時に背中を押してくれたのもLiellaでした。

「遅すぎるなんてない 不可能なんてない いつだって思い立ったらその日が始まりのDay1」

Day1/Liella

こうしてnoteを始めるに至りました。
↓が初めて投稿した記事です。

改めてみると情けない文章です。めっちゃ短いし。いや、今も拙いのは変わらないのですけれども。
でもこの1歩が今に繋がっていると思うので、自分の中ではとても大事な記事になっています。

そうして気づけば、この1年で40記事以上書いていました(ラブライブ以外の記事も含まれますが)。
我ながら良くこれだけ書いたなというのが率直な感想です。
生来の飽き性なのもあり、何事もあまり長続きしたことがないような人間でした。
そんな自分をここまでのめり込ませてくれたラブライブという原動力があったからこそ、ここまで続けることができたんだと思います。

ただ、noteを書いていくうちに、1つの悩みが生まれてきます。
それは「人との比較」です。
noteを始めると、必然的な他のオタクたちの書いた素晴らしいブログに触れる機会が多くなりました。
こんな熱い想いを持ったオタクがこんなに沢山いるんだと嬉しくなる一方で、自分の記事と比較した時、その稚拙さに自己嫌悪に陥ることも多々ありました。

しかしそんな時、Liella3rd千秋楽公演の岬なこさんのMCに救われます。

「皆さんの色んな表現の仕方があって、色んな好きって気持ちの届け方があると思うんですけど"みんな違う人なんだからあなたらしくていいんですよ"って思ったんです。」

岬なこさん/埼玉Day2MC

気づけば泣いていました。
本当に心の底から救われた気持ちになりました。
自分の「好き」もちゃんと届いているんだと。
人と比較するのではなく、自分の「好き」を大切にしようと改めて思えた瞬間でした。

それからは少しずつではありますが、自分の素直な感情をそのまま言葉にできるようになった気がします。言語化することで、改めて気づくことも沢山ありました。
思えば、noteを始めたばかりの頃は「好き」に理由付けをしなければと焦っていたような気がします。
自分の「好き」を無理やりにでも言語化しようと必死で、本来の「好き」という感情や純粋に楽しむという気持ちを蔑ろにしていました。
無理に取り繕った「好き」で推しを語ることは、この上なく失礼な行為でした。

しかし今になって思います。
「好き」という感情は本来もっと単純で純粋なものではないのかと。
多少言葉足らずでも、自分の真っ直ぐな想いを言葉にするのが大切なんだなと。
そう気づかせてくれたのも岬なこさんの言葉があったからこそでした。

ラブライブと出会い、のめり込んだあの時のひたすらに純粋な「好き」という気持ち。
その気持ちを大切に、これからも「好き」に正直にnoteを書いていこうと思います。

オタクとの交流

昨年までと比べて、色んな方とお会いしたり話す機会が増えたのも今年の大きな変化の1つです。

ラブライブの沼に落ちて早八年ですが、基本的にライブは1人で行くか、もしくは身内と連番を組むかのどちらかでした。
そのためSNSで他のオタクと交流することもほとんどありませんでした。
他のオタクと交流したいという気持ちはありつつも、今の現状で満足している自分もいました。
それに加えて、既に出来ているコミュニティというか、集団には入りづらいという感覚もありました。

そう思っていた、思い込んでいた自分でしたが、noteで記事を書いていくうちに、この想いを誰かと共有したい、話をしてみたいという気持ちがどんどん大きくなっていきました。

その気持ちに後押しされ、また一歩を踏み出すことが出来ました。

6月に初めて身内以外の飲み会に参加させて頂いた時、直前まで不安な気持ちで一杯でした。
上手く話が出来るかどうかはもちろん、コンテンツへの熱量も解像度も高い方々ばかりだったので、自分なんかが参加して良いのかという気持ちもありました。
しかしそんな心配は不要でした。
新参者の自分を皆さんとても暖かく迎え入れてくださいました。
それがどれだけ嬉しかったか。

推しの話を、「好き」の話が出来る空間ってこんなに楽しくて幸せなんだと改めて感じられた瞬間でした。
それから何回か打ち上げ等に参加させて頂きましたが、どれも最高に楽しかったです。
改めて「好き」を話せる場を作って頂いた方々には感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました。

自分は正直、見る人を引き込むような的確な深い考察も書けないし、作品に対する解像度もそこまで高いとは言えません。
それでも、ラブライブに対する自分の想いには、「好き」という気持ちには自信があります。

根拠のない自信です。
要するにただの自己主張であり、主観的な意見です。
でも、確かに感じた自分の「好き」という気持ちを信じて、これからもラブライブと向き合っていきたいです。

最高に楽しい2023年でした。
今年1年、関わってくださった皆様本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。

2024年も、全力で楽しみます!



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