すべての機材をベッドサイドへ

20代のうちにアルバムを作っておきたい気持ちと、でもサードアルバムはじっくり作りたいという気持ちと。それを横目に先週新曲を納品してまた新しい曲を２つ制作しはじめて大まかな形がそろそろ出来上がる。作業机からパソコンとインターフェースだけ持って来て小さなベッドサイドテーブルへギチギチにそれらを敷き詰めて作っているからか、ちゃんとベッドルームミュージックの風味がいずれにも充満している。とても良い。
作りたいものが底を尽きないこと、そんな自分の心模様で夏が来たことを実感する。走り切るように作り切りたい、今年の夏も。

さすがに4年も経ってると思い出せないことの方が多くなっている。あれだけ毎日ずーーーーっと反芻しては色んな気持ちを渦巻かせていた2019~2020あたりのクオリアに時間を取られなくなったことへ、あんな巨大な気持ちや感覚ですらも薄れてくのかと若干の恐怖すら感じる。まあそれだけここ1~2年が良くも悪くも充実しているということなんだろうけど。
一番変わったことといえば「Last Haze」がライブで演ってて一番楽しい曲になったことか。リリースしたての頃はハンドマイクだったしどう振る舞えばいいか分からずで困ってたけどギター持った瞬間にめちゃくちゃ楽しくなった。これを15回やって終わるワンマンとかあっても良いかもしれない。いやさすがにそれは良いか。年内もう何回かやれたら良いな、ワンマン。

Prototype Vol.1 | ghostlike powered by BASE

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