愛は見返りを求めない?

「愛」ってなんでしょう。

たしか高校生の頃の授業かなにかで、「愛」の思い思いの定義をクラスのみんなで発表しあった記憶がある。

自分が書いたのは、「愛とは、見返りを求めずに与え続けるもの」だったのはなぜかはっきりと覚えている。

幸い今の僕には、「愛してるよ」と思ったときに言えるとても大切な人がいる。

その彼女いわく、僕は見返りを求めていると思われているらしい。

10.17.2020 人間は見返りを求め続けなければ生きていけないのかもしれない

それはそれでいい。

見返りなんて求めてないよ!といったところで、それがすでに「見返りを求めてないと思って欲しい」という見返りを求めていることだと思うから。

語弊を恐れずにいうと、とくに自分も彼女に対して期待をしていない。

元気だろうと、どんなに調子が悪かろうと、遠くアメリカにいようと、彼女がやりたいことをやって、生きていてくれればそれでいいのだ。

でも、愛って考えれば考えるほどなんなのか分からなくなる。

知れば知るほど、知っていないという無知の知の境地に入ってしまう。

昨日の夕飯は何を食べましたか? 幸せなはずの毎日も、日常化すると人の記憶は薄れがち。 私はそんな毎日の中に、少しでも心がじゅわ〜とする瞬間を見つけてこれからも描き続ける。