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10.13.2020 escapism

escapismとは、単語内にも含まれているように"escape"(逃げる)という意味が込められている。

私の今の心情は正しく、この言葉が合う。

escapeが動詞で、そこに"-ism"を付けるという事で、名詞に変わり、

「現実逃避」

という意味になる。

私は、逃亡したい。逃避したい。

という気持ちで溢れていて、溺れそうだ。

溺れそうというか、既に溺れかけている。

心臓が重い。頭が重い。

なんとなく、呼吸もしづらい。

僅かな些細な音でも、心臓がビクッとする。

誰にも会いたくない。

私の事を知らない人、知らない街で、死が迎えに来るのを待ちたい。

迎えに来るのを待つ間、待てない私は自分から近付いていきそうだな。

私は、彼に「別れたい」と何度も懇願した。

離れたい。

単純に八つ当たりと、自分の一瞬の心情で話て訴えている訳ではない。

私的にはきちんとした理由があって、そう言った。

彼は、たったの24歳になったばかりなのにも関わらず、私より以前にお付き合いをしていた女と結婚しようと思った、と私に打ち明けたことがある。

そして、「めちゃくちゃ好きだった。」と。

これを聞いただけでも、自信が失せる。

「え、私は何なの?」と、強く思った。

これだけではなく、彼は最近までその人との写真やアドレス、婚約指輪を見せびらかす写真と共に、婚姻届を持つ写真、その全てが公にしている彼個人のSNSに残っていたり、携帯のアドレス帳に残っていた事(彼のiPadを使用して絵を描くことがあるので、たまたま見つけてしまった)。

そして現在、彼がこういったSNSを投稿する際に用いているiPhone11だって、その女があげたもの。

そこに私が作った絵をシールにし、その携帯に貼り付ける行為自体が

私には気分がすこぶる悪かった。

しかも、その事実を彼が否定という行為で隠し続けていた事が、私から彼への自信や信頼がやがて、減っていった。

この事を彼が大体20歳の時に彼がそういう人であった事と、私が死ぬほど苦労して挫折を繰り返していた20歳と大きくかけ離れていることに気付き、そのギャップに大きく違和感を感じてしまった事。

彼は、「過去のことだ、どうして今の自分を見てくれないんだ。」の一点張り。

私だって、信じたいわ。

けど、あまりにも私には自信が持てるような説得力が皆無的にしか感じれなかった。

その事実が、彼からの説得(?)とぶつかり合い、混じり合い、次第に私はどうしたら良いかわからなくなり、別れを何回も切り出すことになった。

私はこのまま逃げ去り、物理的に彼との縁はいくらでも切れる。

もう彼と繋がる場所もないし、顔を合わせない選択肢だって簡単に出来る。

SNSだって簡単に消せる時代だし。

でも私は、無言で消え去られた経験が何度もあり、

今でもそれは傷として残っていて、私の自尊心を大きく揺るがすことになった。

もし、私も同じ事をしたら、余計にそれが深まるだろうし、今までのそういった経験を自分ゴトではなくなり、他人事に変わってしまうだろう。

だからか、どうしても切り離せない彼と、彼のその事実。

どう向き合ったら良いかもうわからない。

ただでさえ、自分とも上手く向き合えてなく、うつ病を再発し、患ってから、その蟠りと葛藤をどう放したら良いかがわからない。

この以前の投稿に彼が投稿した、

「私と出会わないで欲しかった」

に関連して、私からの言い分を伝えたかった。

文句を言いたかった訳ではない。

ただ、彼が私の発言だけで落ち込む理由が私にはわからなかった。

私だって、とワガママに聞こえるかもしれないけど、

私だってとても辛かった。

この事実がある中でどう接して行くのが正しいのか。。

私は度々、考えてしまうことが増えた。

というきっかけも、少しその悲しさが癒えた辺りで、新たな事実を発見してしまった事がきっかけで、私の中でまだ僅かに残っていた彼への信頼度みたいなのがどっかへいった気がした。

その女と別れてから、早くも2年ばかりは経ったそうだが、アドレスには名前、携帯番号、住所、誕生日、そしてわざわざ付けたのか知らないけど、あざとい彼女の写真が携帯のアドレス帳に登録されていた。

2年の間に、単純計算して2回は10月13日に表示されていたはず。

ラインの友達欄ってあまり見ないけど、2年の間に1度は何となく開くだろう。(私はこまめに整理して、断捨離をしてしまうから)

そこで、彼女の名前がAから始まることから上位に表示されいる事に本当に気付かなかったの?と。

こまめに携帯に入っているカレンダーを活用している彼は、きっと10月13日だけを確認しなかった日はないと思っている。

それを言及したら、「え?何のこと?」と。

そしてまた、「今の自分を、、、、」と。。。。。。

私が受け入れれば良いのかな。

昨日の夕飯は何を食べましたか? 幸せなはずの毎日も、日常化すると人の記憶は薄れがち。 私はそんな毎日の中に、少しでも心がじゅわ〜とする瞬間を見つけてこれからも描き続ける。