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雑記帳

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2022

今年もありがとうございました。おかげさまで製作にどっぷり浸かった一年になりました。昨日仕…

田岡亮祐
1年前

先達に見る

十年程前から気になっていた異業種の職人さんがいます。様々な逸話を聞いてどんな方なんだろ…

田岡亮祐
1年前
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一歩一歩

つくるものが良ければ素人もプロも無い。 趣味で革細工をされてる方の品物に心動かされたこと…

田岡亮祐
1年前
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鞄をつくる日々

朝夕の風が涼しく、すっかり秋の気配ですね。 この夏は鞄の製作にどっぷり浸かりました。 ghoe…

田岡亮祐
1年前
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ずっと工房に居ます

製作の日々です。 阪急うめだ出展、取材が数件、徳島県内出展と、皆様にご覧いただける機会は…

田岡亮祐
1年前
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接客のかたち

先日うちの工房で、業界の大先輩と打ち合わせをしていました。そこにお客様が来られました。ぼ…

田岡亮祐
1年前
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滾ってます

この十年を振り返ると、とにかく量をこなした二十代前半、その後各地に出展しながら精度と密度を増した数年間がありました。 ここ最近は出展の場に立つことも減り、改めて量で練っている感覚です。もっといけるだろ?の連続で向上を得られています。発想は広がり、眼識は厳しくなり、底上げと挑戦が加速しつつあります。 この熱は品物にも宿っていると思います。後世の職人が見ると「このひとは本当に革が好きだったんだろうな」と感じてもらえるんじゃなかろうか。唸らせたいです。 これからの十年、更に前のめ

challenging

今月で工房を構えて十年が経ちました。 御注文主に満足してもらいたい、お使いいただく中で良…

田岡亮祐
2年前
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革で立体をつくる面白さ

カバン。鞄。革で包むと書きます。 包まれるのは御注文主が持ち歩かれる荷物。満足感を持って…

田岡亮祐
2年前
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答え合わせ

納品後もメンテナンスにお持ちくださるお客様が多く、ありがたく思っています。 使い手の色に…

田岡亮祐
2年前
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JALの取材と利休鼠

JALの機内誌「SKYWARD」7月号にて、ghoeの藍染革について取り上げていただいた。 二日間の取…

田岡亮祐
2年前
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Anarchy in the TK

戦時下の日本。深刻な食糧難により、政府から農家に対して「食べられる物以外は植えるな」とお…

田岡亮祐
3年前
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鉄を鍛えるが如く

素敵な職人さんとの出会いが時折ある。 先日お会いしたお宮専門の石工のおじさんは、70歳を越…

田岡亮祐
3年前
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もっといいものをつくりたい

いいものをつくりたい。今よりもっといいものをつくれるようになりたい。その連続で生きていきたい。 昔はこんな話をすると否定されることも少なくなかった。「それは商売じゃなく自慰だ」と。 若造の道を正そうと思ってくれていたのだろうか、噛んで含めるように説かれることもあり、若いぼくは落ち込んだこともあった。 あの頃の自分みたいな思いをしてる若者が居れば言ってあげたい。 気にすんな、自慰でも何でも結構じゃないか。ただし真剣にやれ。 自分のつくるものに価値を感じてくれる御注文主に感謝