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革で立体をつくる面白さ

カバン。鞄。革で包むと書きます。
包まれるのは御注文主が持ち歩かれる荷物。満足感を持って心地良く、日々のお供になり得る鞄をつくりたいものです。

鞄づくりは奥深く、検討の連続です。見た目や使い勝手だけでなく、重量に対する耐久性、負荷のかかる箇所とその方向、経年変化を見越して設計する必要があります。
ずっと考えながら手を動かしていると、様々な制約をひっくり返して、美しい意匠に昇華できる瞬間があります。自由な発想で誠実な仕立てを追求したいです。

昨年は全国各地の方からこれまでになく鞄の御注文をいただきました。今年はオーダーいただいた品物の製作、新たなghoeの定番型の企画、鞄づくりにどっぷり浸かる幸せな一年になりそうです。革で立体をつくるおもしろさを、少しでもお伝えできたらと思います。



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