判断力
「判断力って大事だな」と思います。
判断力が弱ければ、3年かかっても答えが出せない状況に対して、判断力があれば、3秒で適切な選択ができるかもしれません。
人生や仕事で大切な要素は筋力や体力、PCのスキル、資本などいろいろありますが、判断力はとりわけ大きな差がつくと感じます。それを実感できたのは、経営、地域活動、フリーランスの仕事を通してでした。
経営では、関わってくれるメンバー全体の責任を負うので、いい経営をしようと思えば、よい判断を下すよう迫られます。一つ一つの判断が重いです。
また、地域活動をする団体にいくつか関わってみて、マネジメントと判断力について学ぶところが大きかったです。地域の活動は関わる人があまりに多様なので──スーツを着たビジネスパーソンがメインではなく、老若男女、背景もさまざまな人が寄り集います──そのつど集まったメンバーが協調して、気持ちよく力を発揮できるようにと考えるとけっこう厳しい判断を求められます。ボランティアベースだからといって、あなどれません。
最後に、僕はフリーランスで編集者やライターをしてきたので、これも特に自己責任が強い世界です。
こうした中で、キャッチコピーのようですが、「3年かかっても結論が出せないか、3秒で適切な選択ができるか」という差が判断力で生まれるように感じました。
そしてまた、抽象的な言い方が続いて恐縮なのですが、判断力は「バランスをとり続ける」ために重要なのだと思います。
周囲の状況や自分の状態が変わり続けるなかで、動的にバランスをとる、というイメージです。「バランス」と言うと、「一回、ルーティーンやマニュアルやルールを作れば、しばらく安定する」というイメージを持つ人もいるかもしれません。
けれど、実際の経営や、単年度のプロジェクト(実行委員会の方式)、フリーランスの営業では、同じような状況に同じように対応すればうまくいく、とはならないことが多いです。
そういう変化の中でも、ある程度「バランスをとり続ける」ためには野生のカンのような判断力が必要です。これは実践の中で身につけるしかないのでしょう。
以上、具体的な話をほとんどできず、なんだか申し訳ないですが、これからも意識して判断力を磨いていこうと思います。
そうそう、判断力はとても大事ですが、一番大事なのは健康です。そう考えれば、判断力は2番目以降ですよね。というわけで、今夜も早く寝ます🥳
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?