【詩】自由な旅
旅は心をひらくことから始まる
身一つで歩くように
みしらぬもの、わからないものに出会う
今まで知らなかった場所で
玄関から一歩出れば旅になる
目的地があいまいならなおいい
すると、時間を感じるようになる
いつか思い出に変わる時間
乗り物に乗らなくても
道ばたで草花をみかける
空をあおぐとき、だれもが旅びとだ
心を澄ましている
つまらないことを思わず
おもしろいことをしよう
頭も心も空っぽのままでいい
なんだっていつか落ち着くさ
日常から逃れなくても
日常のなかを歩めば
永遠の旅になる
足りないのは情報や刺激ではなかった
自由はきっと
かかわりをもつことのうちにある
かかわりのなかで過ぎていく日々は
かけがえがない
よい旅を
* いつもの日々が旅に変わる。自由な心をうたいました。
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