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Let's Get It On(レッツ・ゲット・イット・オン) / Marvin Gaye(マーヴィン・ゲイ)





このアルバムは、マーヴィン・ゲイを知るきっかけのレコード。
親戚のお姉さんが持っていたレコードで、その後でマーヴィン・ゲイの『ホワッツ・ゴーイン・オン』を買うことになる。

概要
ソングライターとして60年代、ベン・E・キングなどに楽曲を提供していたエド・タウンゼンドはやがてアルコール依存症にむしばまれ、ニューヨーク州北部にあるリハビリ施設に入った。1973年に施設を出たタウンゼンドは南カリフォルニアに向かい、カルヴァー・シティのキャタロウガス通りにあるマーヴィン・ゲイの家を訪ねた。そこで彼はリハビリ中に作った曲をいくかつかゲイに披露した。「レッツ・ゲット・イット・オン」はその中の一つであり、元々は宗教的なテーマの曲だったと言われている。意気投合した二人はゲイのソロ・アルバムの制作にとりかかることとなり、1973年3月13日からロサンゼルスのモータウンのスタジオ、ヒッツヴィル・ウェストに入った。

歌詞はゲイの友人のケネス・ストーヴァーによって政治的なものにいくらか改められたが、さらにゲイ自身が書きかえ、愛とセックスがテーマの曲に生まれ変わった。

1973年3月13日、ベーシック・トラックとデモ・ボーカルが録音される。編曲とオーケストラの指揮はレネイ・ホール(René Hall)が行った。ピアノでジョー・サンプルが参加。ベースを担当したのはウィルトン・フェルダーであった。なおこの日録音されたものは、アルバム『Let's Get It On』の4曲目のリプリーズ「Keep Gettin' It On」に使用されている。

そしてリード・ボーカルのレコーディングが行われた3月22日、タウンゼンドの友人のバーバラ・ハンターが17歳になったばかりの娘、ジャニスを連れてスタジオを訪れた。ジャニス・ハンターは母バーバラとジャズ・ミュージシャン、スリム・ゲイラードの間にできた子供だった。伝説ではゲイが「レッツ・ゲット・イット・オン」の歌入れをしている間彼女はスタジオにいたと言われ、二人はしばらくのちに交際し始め、1977年に結婚した。

同年6月15日、シングルとして発表。B面はテンプテーションズのカバーで、1970年のアルバム『That's the Way Love Is』に収録されていた「I Wish It Would Rain」。シングル・バージョンは8月28日発売のアルバム『Let's Get It On』収録のバージョンとはミックスが異なる。

ビルボード・Hot 100とビルボードのソウルチャートで1位を記録し、プラチナディスクに輝いた。
[Wikipediaより引用]

Let's Get It On(レッツ・ゲット・イット・オン) / Marvin Gaye(マーヴィン・ゲイ)

Side 1

01 Let's Get It On
レッツ・ゲット・イット・オン - 4:44

02 Please Stay (Once You Go Away)
プリーズ・ステイ(あなたが去ったら) - 3:32

03 It I Should Die Tonight
今夜死ぬべきなら - 3:57

04 Keep Getting' It On
キープ・ゲット・イット・オン - 3:12

Side 2

01 Come Get To This
ここに来てください - 2:40

02 Distant Lover
遠い恋人 - 4:15

03 You Sure Love To Ball
あなたはボールが大好きですね - 4:43

04 Just To Keep You Satisfied
満足していただくためだけに - 4:35


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