見出し画像

EOS Kiss X5の思い出03

どうも、同シリーズ3回目になります。
本日は土地ではなく、船を撮影した時の思い出を書き綴ることにしました。

海上自衛隊の護衛艦「いせ」(DDH-182)で、平成26(2014)年5月に三重の鳥羽港での撮影です。
ある日、大学の友人が「護衛艦が鳥羽に入港している」と教えてくれ、翌日早朝バイクに飛び乗り、まだ暗い国道42号線を運転して現地に向かいました。

既に5月と言うこともあり、日の出前のうっすらと明るくなり始めた鳥羽湾には、答志島や菅島の島影が浮かび上がっており、幻想的な光景でした。

そして同時に、艦橋や船体の一部に光を灯した黒いシルエットが湾の中央部に佇んでいることも確認。
とある行進曲の一節「浮かべる城ぞ頼みなる」とは正しくこのことではないかと感じた程でした。
少し急ぎながら愛機を準備、来る日の出を迎え撮影したのが、上掲の作品群です。
朝日に照らされる海面と、シルエットになった艦&島が対照的になり、バランスの良い情景になったと自分では思っています。

これから先は後日談。
この時撮影した写真の一枚を、友人の勧めでイカロス出版「J-ships」の読者コーナーに投稿しました。
その結果ですが、2014年8月号に掲載して頂くことができました。
後にも先にも、私が雑誌やコンクールに応募して掲載された写真はこれだけです。
まぁ全くそういったことに(興味がない訳ではないですが)熱心でない上、加工する機材を所有しておらず、他人と比較すると劣勢に立たされることが目に見えているので、応募しないのが理由です。

これが「奇跡の一枚」にならないよう、精進したいなと常々思いながら、今回は終わります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?