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こまめなセーブは命を助ける

子供のころ、よくゲームをやってました。

特に『キングダムハーツ』はストーリーもアクションもとても好きでした。

新発売のゲームを一日でクリアするという猛者が世の中にいますが、基本的にはセーブをしながら時間をかけ、色々回り道をしながらクリアしていくのがRPGの醍醐味だと思ってます。

そんなRPGにはいくつかのセーブ方式があります。

例えば上述の『キングダムハーツ』はセーブポイントを見つけないとセーブが出来ない仕様となっております。
「ゲームは一日一時間まで」という我が家のルールの中、ちょうど一時間でセーブポイントが見つからずにタイムオーバーして怒られたことが何度あったことか・・・。

『ゼルダの伝説』は基本的にどこでもセーブが可能で、再開時にはダンジョンの入り口などの、特定の場所に戻されます。

『ドラゴンクエスト』シリーズはかなり親切設計で、どこでもセーブ出来、さらにセーブした場所から再開できます。

RPGを進めるにあたってセーブはなくてはならない存在ですし、その仕様も親切設計であればあるほどプレーヤーにとっては助かるものです。

しかし、セーブにおいての鬼門となるゲームがあります。

『バイオハザード』というゲームをご存知でしょうか。

バイオハザードでは「インクリボン」というアイテムを入手しない限りはセーブ出来ない鬼仕様です。
しかも「インクリボン」は一度入手したら永久に、何度も使用できるものではなく、消費型です。

「だいじなもの」ではなく「やくそう」や「ポーション」と同等なのです。
「ひでんマシン」ではなく「わざマシン」なのです。

わたしはバイオハザードをクリアするまで遊んだことはありませんが、子供ながらになんという不親切設計なのだろうと思いました。

セーブが出来ないと、死んだときの伝家の宝刀「リセット」が出来ません。
ポケモンで培ったリセットの癖が活きないのです。

バイオハザードはプレーヤーに簡単にリセットできる環境をつくらせないことで、「人生はリセットできない」ということを暗に伝えたかったのではないかと勝手に思ってます。

そんなことを思いながら、セーブせずに2時間かけて作ったプレゼン資料がパソコンのフリーズによってデータがなくなり、セーブしなかった己を呪う私でした。

皆様、こまめなセーブを心がけましょう。

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