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牌効率がなかなか身につかない人へ― 裏ワザ【ロスの牌効率】を教えます。

「こういうゴチャっとした形の何切る苦手なんだよなぁ…」

タイトルと画像を見て、そう思った方は雀力アップのチャンスです。

今回は、雀聖1、雀豪3、五段の方が実戦でミスをした場面を、計6つ持ってきました。

これらの何切るを使いながら、「実戦で立体判断が素早く出来る」考え方を紹介します。

ラス回避ルールだけでなく、フリールールや競技ルールなど、麻雀全般で使える大事な考え方ですね。

端的に言うと、

「その牌を切ると、失われる受けは?」

と考えるのです。

「損を減らす」方向から攻めて、受け入れ枚数という「得」を増やそう、というわけですね。

初中級者の方はご自身の手組み力アップのために、上級者の方は考えの整理と人に教えるときの引き出しを増やすために、ぜひご覧ください。

では、何切るに行ってみましょう。

何切る一覧


※どのルールでも共通の何切るです。

※必要がないので副露のタイミングは書いておりませんが、自分のアガリのために一番いい打牌をお考えください。ただし、副露部分に見えている牌は判断に組み込んでください。

何を切りますか?


何を切りますか?


何を切りますか?


何を切りますか?


何を切りますか?


補足

何を切りますか?




何を切りますか?

序盤で早くもイーシャンテンになっている状況です。

副露が入ってはいますが、特に気にする必要はないため、タイミングは明記していません。これくらいの場況でひっくり返るような何切るではないですからね。他の問題も同様にお考えください。

ここで切るといいのは、

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