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七段への昇段戦から【2200pt溶かした】打ち手へ効果的なアドバイスをしよう。

今回は、牌譜検討をした際に出てきたポイントをたくさん紹介します。いつもより取り上げる場面が多くなっています。

大事な場面や面白い何切るなど、たくさんの場面があります。その中で、「問題としては面白いけれど、成績にはそんなに関連しないだろう」という場面もあれば、「これはめちゃくちゃ大事だ」というポイントもあります。

読んでいくときにはぜひ「段位戦を打ち続ける上で大事なポイントはどれか」というのを意識しながら、各シーンを考えてみてください。

ちなみに、

この牌譜でのNAGA解析による牌譜主の「悪手率」は3.0%でした。これはゆうに鳳凰卓レベルの数値です。

つまり、牌譜主は総合的には七段に上がれる力を持っていると考えて、弱点となっている部分を補強するのが昇段への近道でしょう。

七段に手が届きそうなところから滑落してしまった打ち手を、もう一度上昇気流に乗せるべく「急所」となるポイントを探していくことにしましょう。

point一覧


point1

※何を切りますか?


point2

※5mを切った方がいいですか?



point3

※何待ちにとりますか? また、リーチはしますか?


point4

自分中ポン打8s、上家5sポン打4s、対面3mチー打4s、自分9pチー打8s(2枚目)

(上家が切った7mはリーチに通っていません)
※7pを切ってオリた方がいいですか?


point5

※何を切りますか?


point6

※リーチをしますか?


point7

※5pを鳴いてテンパイを取りにいきますか?


point8

何を切りますか?


point9

※鳴きますか?


各point解説


point1

いきなりですが、この何切るはとても重要です。成績に直結します。間違えないで欲しいですね。

打牌候補は、チャンタ三色を狙う打4m、浮き牌である8mや3s、孤立オタ風の北です。

ここで切るべきなのは、

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