見出し画像

「放銃率16%のゼンツマンがいるから負けたー😡」←こうボヤかないための戦略を説明します。

ネット麻雀は牌譜が見返せます。

牌譜「後悔」機能とはよく言ったもので、「あぁ、こうしておけばよかったなぁ…」と山を見て思うことも多々あります。

そうやって自分の手順を確認したり、読みが合っているかを確かめたりすることが、成長につながるわけですね。

しかし、自分が4着となった牌譜を見ているときに、

「俺のリーチに、愚形でめちゃくちゃ押されてるやん!」

と感じるような局面に出てくわすこともあるでしょう。そして、その打ち手のスタッツを確認するとアガリ率も放銃率は高め。

そのとき、冒頭のように「他家のせいで…」と思う気持ちは分かります。

しかし、麻雀では「自分の行動は選べますが、他家の行動をこちらが選ぶことは出来ません」

仕掛け等、なんらかのアクションを起こすことで、行動制限を「期待する」ことはできますが、あくまでも最終決定権は他者です。

要は「他責」にしたところで、何も解決はしないのです。他家をこちらが強制的に変えることは出来ませんからね。

変えていくなら「自分」です。

というわけで、フィールド全体として「押しが強いメンツ」と当たりやすい玉の間の牌譜を使いながら、「かなり押される」想定のときに特に大事な戦略を説明していきたいと思います。5つとも雀聖の方(天鳳三~六段、フリー平均順位2.45~2.55相当)が間違えた局面です。

メンツレベルこそ違えど、フリーや別のネット麻雀でも普遍的に使える内容になっていますので、「他家のゼンツにやられてイライラしてしまうことが多い」人はぜひ読んでいってくださいね。

と、今「ゼンツマンにやられてイライラしてしまう」旨を書きましたが、こちらにとって悪い結果が出たときが目立ってしまうだけで、自分がロン出来たときは、さして気にしていないのではありませんか?

そして、むしろこちらがしっかりした選択をしていけば、放銃率16%(この数字は例えですが14%以上が目安でしょうか)を超えるくらいに押し寄りの麻雀をする人相手には、長期的に見て有利に立ち回れます。

感情的、短絡的にならないようにするのも大切ですね。

そもそも、自分だって愚形待ちでゼンツするときはするわけですからね。麻雀は、そういうゲームです。

…まぁ、私も未だにラスを引くとイラッとしますし、そういう心の機微を楽しむのも麻雀のうちかなとは思いますが、選択の工夫は大事ですね。

では、何切るへいってみましょう。


何切る一覧

※ラス回避ルールの牌譜から取り上げていますが、Mリーグルールやフリー(LP2000点相当以下)ルールにも使えるPOINTを説明しています。


対面発ポン打2m

何を切りますか?


何を切りますか?


何を切ってどうしますか?


何を切りますか?





上家南ポン打9m 対面9pチー打7m

何を切りますか?





対面発ポン打2m

何を切りますか?

現在イーシャンテンですね。

ここは、


ここから先は

4,056字 / 24画像

¥ 100

期間限定!PayPayで支払うと抽選でお得

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?