羽織ゴロ、相撲、鬼と世間

今日は、ちょっと用語解説を試みよう
羽織りゴロってのは、羽織りを着ているゴロツキのこと、ネドっていう所で働いていた時、株屋の新聞から取材とやらが来た、その時に省エネについてちょっとだけ説明してくれというので同席した、そう、あれだ
相撲ってのがとあるニュアンスを持っていた、人前で裸で力比べする、そう、そして、要するに見せ物で八百屋の長さんじゃないと毎日やってられないのがほとんどだろう、ブッチャーとアントニオ猪木が小屋の裏でキャッチボールしてたと聞いたけど、当たり前だ、たまに貴乃花の様な本物が出てきて全く違う世界観を見せてくれるから、その時の鬼の形相が印象に残る、忘れられないものとなる、だからその世間から追い出される、それを甘んじて受ける、それを横綱って言う
そう言えば、ブッチャーは、何で額が切れるのか?ブラッシーは、空手チョップやあのゆっくりした見ようによっては哀愁の漂う16文キックに弱いのか、世の中、これだよなぁ
いょっ!播磨屋!とか言って向こう正面から声がかかって、やらせの極致の一つに歌舞伎があるが、河原もん、河原コジキとはよく言ったものだ、そう、世の中は、正業の人々が支えていて、たまに芝居を楽しんで、また明日からの仕事につくのだ、時に所作やを真似たり声色を使ったりするのだ、それでいいのだ、皆んながあれになりたがった日には、仕事が回らない
この文を書いていても、どうしても、読み手に媚びるというか、迎合するというか、良いね👍が数多く欲しくなったりする、それを企めばたくらむほど、文は、乱れる
そこら辺を山本夏彦さんは、微妙に表現した、文は、読者を欲すると
最初っから、株の上げ下げを狙ってるのだから、あんなにデカい態度でメモも取らず、こちらが用意したメモが追って誤解されて新聞に載る
ま、世の中ってのは、そういうものか、それにしても貴乃花の鬼の形相は、今も目に残る

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?