家系ラーメン一番弟子 杉田家さん
京浜東北線(根岸線)新杉田駅の西口を出て右へ4分の所にあるご存じ横浜家系ラーメン吉村家の一番弟子の店 杉田家
吉村家の発祥の地は、ちょうどこの向かい側の産業道路沿いにあった
当時、同僚に誘われて、初めて並んで食べたときの感動は、忘れられない
そう7〜8人毎に入れ代わり、吉村さんのしわがれ声で、お客に食べ方を教えながら、弟子達へのスパルタ教育をしていた、まあ、今では考えられないかも知れないが、手も足も出て、表では、若い弟子が濡れたタオルをバケツにザブザブ浸けては、湯ぎりの腕を鍛えている、怒号も飛び交う
ラーメンを食べながら、やたらと緊張した覚えがある
昼前に入るととんこつ醤油の白濁したスープが何とも美味い、ただ、昼も過ぎるとちょっとスープも薄い感じになって、閉店だった
夜通し走ってきたトラックが荷物を市場に届けるのに、ちょっと時間を見計らって、腹ごしらえしてちょうど良い場所に吉村屋を開いたらし、明け方前から、温かいコッテリ豚骨醤油ラーメン、海苔、ほうれん草で売り出した
世の中は、観ていれば分かる人には、分かるのだろう
杉田家も当時の味そのものだ、怒号は、飛び交わない、すこぶる大人しい感じの店長さんだけど、朝5時からやってるようだ
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