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膝蓋骨骨折の話 第一章

こんにちは
今回は筆者の人生の中で一番大きな怪我であり、今後これ以上の怪我はしたくないし、しない生き方をすると心に決めた、膝蓋骨骨折についてのお話をしていきます。

この怪我はある意味で人生の転機になった出来事なので、今回に限らず複数回記事を載せていくことになると思います。

このエピソードを通じて読んでくださった方の感情が動いたり、お役に立てる事があれば幸いです。

第一章 2018年8月19日

タイトルの日付けは筆者の人生においてXデーでした。
この日は、良く晴れたお盆明けの真夏日。
この年は自律神経の調子が悪くなっていて、この日も昼間は調子が悪くゆっくりしていました。
夕方になり少し涼しくなったところで、外でトレーニングをしている時の事故でした。

皆さん、ヘトヘトになるまでサーキットトレーニングをした後にアクロバットの練習をしてはいけません。
ただ、この日の筆者はどうしてもやらなくてはならないという衝動に駆られていたのです。


2.手術しないと治らない怪我
膝が割れた瞬間は「コキャ」という、なんとも分かりやすい骨の折れた音がしました。

皿なので、棒状の物が折れる「コキ」ではなく、円盤状の物が割れる「パリン」でもなく、「コキャ」でした。


そして、これは完全いったなと思い触ってみると、明らかに膝関節の形がおかしいのです。

幸いその日は脚にコンプレッションウェアを装着していたので外傷はなく済みました。

一先ず救急車を呼ばなければと考えました。
ただ、人目に隠れた場所でトレーニングを行っていたため、まずは人目につく場所に移動する必要があります。

なので自力で立てるかどうか、膝の曲げ伸ばしの力が加わると、無理だよ〜と膝が言っているような痛みが出てきましたが、なんとか落ち着いて、必死に立ち上がりました。

この時、ITFテコンドーの日本代表をやっていた時に片足スクワットを沢山やっていたことが如実に活かされました。

筆者のように、その他の骨や靭帯に損傷がない場合、膝蓋骨を骨折すると膝を伸展した状態であれば立っていられますが、屈伸することが困難な為、移動が非常に難しいです。

救急車を呼んだ後、見つけてもらえる場所までなんとか移動し、なんとか病院に搬送してもらいました。(確かこの時点で当時の仕事場に連絡しました)

病院に到着した後、一先ずレントゲンを撮って貰ったのですが、この時に撮影する為の姿勢を作るのがめちゃくちゃ大変でした。
まず、怪我をした左膝が動かせないので、手で持って動かすか、レントゲン技師の方に動かしてもらうのですが、動かそうとするだけで激痛が走るのです。

なんとかレントゲンを撮り終え、先生から結果を聞いたところ、左膝蓋骨が4つに割れていて、手術をしなければ治らない。とのことでした。

当然の事ながら即入院を勧められました。

その日の夜には飲み会の予定があって、行きたかったのですが(当時はコロナウイルスなんて存在も知らなかった)
その場に居合わせた全員が止めてくれたおかげで、一先ず入院することにしました。

今回はここまで。


次回は手術を受けるまでのエピソードを投稿する予定です。
かなり濃い日々だったので、かなりゆっくりとした進行になると思いますが、よろしくお願い致します。

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