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膝蓋骨骨折の話 第十章

こんにちは
前回は入院中の段階での歩行リハビリについて書いていきました。

今回は入院中のエピソードの最終回にしようと思うのですが、膝の屈曲について書いていきます。

第十章 正座がしたいです

1.まずは90°を目指して

膝蓋骨骨折をして、運動ができるようになるまでの指標として掲げる動作の一つが正座でした。
第三章で、1週間で目標90°と言われていたと書きましたが、記録を確認したところ1週間では70°が目標でした。
ちなみに70°というのが、ちょうど椅子に垂直に脚を下ろして座れる状態にあたります。


退院までに90°を目標にリハビリを進めていく行程だったのですが、当初2週間で達成のところが、術後1ヶ月の退院の日で筆者は漸く85°を達成したところでした。


2.退院できてもまだ90°曲がらないことも

結局90°屈曲できるようになってきたのが退院後1週間頃でした。

余裕で90°屈曲できるようになったのは退院3ヶ月後の話で、その頃で30分くらい椅子に座っていても浮腫んでこない状態になってきたと思います。

ちなみに、退院1週間後同時並行で行っていた歩行のリハビリは、リハビリ室や自宅の室内をやっと数歩歩けるようになったところでした。
久々に自分の脚で歩く動作ができるようになった時は、感動と同時にまだまだこれほどに脚が弱っているのかと、気が遠くなって急ぐ事を諦めましたね。

余談ですが、医療費制度についての記事を書いたときに載せ忘れていた事があります。
会社を長期で休む時、労災の他に「傷病手当金」というものを受け取りながら療養に専念する事ができます。最大1年半まで受け取ることごできるのですが、筆者は有給を使い終わってからの4〜5ヶ月利用していました。
傷病手当について過去にアメブロで記事を書いた事があるので、よかったらこちらも読んでみてください。↓

あと、その他の入院に纏わる医療費制度についてはこちらをどうぞ↓


3.正座するには130°以上と言われたが

理学療法士さんに、正座するためには130°を目標にしましょうと言われました。
ただ結局130°ではお尻と踵をつけることもできませんでした。
最終的に正座ができるようになったのは、ボルトを抜いた2019年6月の更に半年後、2019年の暮れです。
130°屈曲だと正座しようとしても大体これくらいのもんでした。↓

4.十章分のまとめ

ここまで膝蓋骨骨折をした時のエピソードを十章に分けて書いてきましたが、合計1万字くらいでやっと入院中のエピソードを、簡単に書けたかなという感じです。

当時の様子はちょこちょこリンクを載せているインスタやアメブロからご覧いただけます。

突然の大怪我などで、入院生活やリハビリ生活を余儀なくされている方に、実践面、精神面ともに少しでもお役に立てればと思います。

次回からは主に退院後のリハビリについての記事を書いていこうと思います。

あと、膝蓋骨骨折の記事を書き出す前、栄養学系の記事を書いてきたのですが、そちらも今後は更新していきたいと思っているので宜しくお願いいたします。

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