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膝蓋骨骨折の話 第二十三章

こんにちは

前章では膝蓋骨骨折から3年半が経つ今でも残っている不具合についてお話しました。

今回はさらに半年経った、4年後の現在についてお話したいと思います。

第二十三章 xデーから四年

とうとうあの日から4年後経ちました。
骨折から3ヶ月後くらいから近くの体育館のトレーニングセンターで筋トレも始めたのですが、当時は大腿部の左右差が凄く、スクワットをしていても左脚の力がそもそも入っているかわからない状態でした。

この数週間もトレーニングセンター的なところで筋トレを始めています。膝だけでなく、腰やお尻周りも強化したいと思い、バーベルスクワットやデッドリフトをやっています。

他にもテコンドーをベースとした運動もしているので年々左膝の筋力は取り戻し、体組成計でもむしろ左脚の方が若干筋量が多くなっていました。

ただ、フリーウェイトも正しいフォームを維持できるレベルで行わないと、膝の当時弱ってしまった内側広筋の膝蓋骨付近や、更には腰にも負担をかけて痛めそうです。

ということで、順番待ちの時間などを利用して、左右差を修正する意味でランジのトレーニングを入れています。
丁寧にやると骨盤の歪みなんかも感じられるのでオススメです。
→スクワット系のトレーニングをしていても効き方に左右差があるという方がいますが、体の歪みから来る癖がそうさせている場合も多いのではないかなと思います。


今回は最後にランジについてちょっと説明します。ポイントは
・基本的には骨盤が左右にブレない範囲で体重を落として行うのがベスト。

・膝の怪我があり深くやると痛い人は、二つ目の画像のように、無理のない高さで慣らして、日数を掛けて徐々に腰の高さを落としていきましょう。



僕もこのランジの姿勢が2年間くらい痛かったですし、(最初の半年くらいまでは本気で2つ目の画像くらいにしかできませんでした)正直今でも左右差が完全に消えたわけではありません。

とはいえ、いろんな運動をしていると、「これはできるな」という種目が結構出てくるので、できない運動にフラストレーションを感じてメンタルを消耗してしまっている時は、視野を広げて今でもできることを探してみてはいかがでしょうか?


今回はここまで。

今後もこんな感じで、経過とともに怪我をしてしまったアスリートが復帰に活かせるようなトレーニングを紹介していきますので、よかったら参考にしてみてください。

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