『ひかり男子高生徒会』とても良かったって話

前回の記事で面白い！と言っていた『ひかり男子高生徒会』、観終わりました！
そして最後まで面白かった！とっても良かった！
めちゃ久しぶりに「終わるのが寂しいから、続き観たくない！」て気持ちになりました。
ほんと、U-NEXTで高評価だったのも、とても頷ける。

終始爽やかで可愛くて癒されまくりでした。
特に初デートでの初々しいふたりの可愛さったら(笑)

前回の記事でも、タイのBLドラマ『2gether』に通ずる王道な感じ、と言ったんですが、
最後まで観切ってもその好印象も変わらず。
王道・鉄板にキュンキュンできる作品という感じ。
なので、『2gether』が好きな方にはぜひ観てもらいたいな～と思いました。

『2gether』も王道も王道、鉄板な感じの爽やかさ、ピュアっぷりなんですけど、
ピュアとか“ウブ”とかいう点でいえば、
この『ひかり男子高～』のが上回ってると思います(笑)
（どっちの方が良いとかではなくね）

“王道な爽やかさ”“無暗に重たくない”みたいな点で、
作品全体の雰囲気は近しいものがあるなぁと思ったんですけど、
メインカップリングふたりのキャラクター性が、この２作品で大きく違う点かなと。

『2gether』の方では、“サラワット”は結構グイグイ来るタイプですし、
（といって別に恋愛馴れしているキャラクターでもないですが）
お相手の“タイン”はタインで、朴訥とかそういうタイプではなくって、
天真爛漫、考えが割と直に透けて見えるようなタイプですし。

それに対して『ひかり男子高～』の方のメインのふたりは、
ふたりがふたりとも、別ベクトルで感情が読み取りづらいというか(笑)
片方はめちゃくちゃ不器用だし、
もう片方は素直っちゃ素直だけれど、若干ロボットのような素直さというか(爆)
とにもかくにも、ふたり揃って、ウブ、ウブ、ウブ過ぎて……。
それがなんだか新鮮でしたし、そんなふたりのキャラクター性こそ、
この作品の一番の魅力なように思いました。
（意外と“朴訥×朴訥”のカップリングって少ない気が……。
　だって話進まないもんね(笑)）

で、ずーっと主演の男の子が櫻坂の“藤吉夏鈴ちゃん”に似てる似てると言っていて、
その印象も最後まで変わらず……(笑)
こちらも終始「夏鈴ちゃんに似てるなぁ」と思ってたんですが。
（コンテスト時のビジュアル、
　マジで女子アイドルじゃないのってぐらいの可愛さだった）

なんかもっと似てる人がいる気するんだよなぁ～……と、
モヤつきながらずっと観ていて、お！と思ったのが、
これまたタイのBLドラマ『Cutie Pie』で主演をしていた“NuNewくん”に若干似てるなぁ～と。
（こちらの子（イ・セオンくん）の方が、より一般受けする顔立ちだと思いますが）

顔の細かい造形というよりも、顔全体の雰囲気かな？
顔が短めの童顔な感じ、マッシュっぽい髪型の印象も強いですが、
奥二重で黒目がちな目も似ている……。
あと笑うとエクボが出来るとこも。
そんでもって何より、おふたりとも若干外斜視気味なところが似てますね。
そこが「イマイチ感情を読み取り切れない」というか、どこかお人形さんっぽいというか……。
とかく、おふたりのどこかミステリアスな魅力に一役買っているように思います。

「今一つ感情を掴み切れない」って雰囲気は、
この作品の“テギョン”役にぴったりハマってたな～と思いますね。
素直なのによう分からんというか(笑)

で、主役の“テギョンくん”は、そのように終始可愛くて魅力的だったんですけれど、
終盤になればなるほど、“シヌくん”の笑顔が増えていって、
それがとっても良かったですね。

最後のメイキング映像なんかを観ていて、
これに関しては、“シヌくん”役の子の元々の顔立ちによるものなのかな～と思ったんですけど、
真顔だとスンッとしてるのに、笑うと途端にむちゃくちゃ優しげな顔になるというか。
で、このドラマ内では、基本スンとしていて、
テギョンに関する場面でのみそのスマイルを見せてくれるもんなので、
余計にキュンとなるというか。

「ほんとに好きなんだな～」と、見てる側がより没入できる良い要素になってたように思います。
たまに見せてくれるレアスマイル。

もちろん“会長”始め、ほか脇キャストの皆さんも、最後まで素晴らしかったです！
ほんと、三角関係のふたりがふたりとも良い子……、
ぞれぞれ気持ちも分かるし共感できるだけに、胸が痛かったですね……。
どっちも応援したくなる、理想の三角関係ですわ。

そしてフェミニン鈴木亮平先生(爆)が、
まさか最後の最後まであんなに絡んでくるとは思いませんでした。
そしてラストでの続編を匂わせる布石……！
これ、続編(？)の実写化も既に予定されてるそうですね。
日本で、配信で観られるようになるのは、大分先になりそう～とは思いつつ、
首を長くして楽しみに待ちたいと思います。