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【東京市場IPO⑮】承認銘柄の事業内容を軽く見てみる(14銘柄目)

102日目です。


今日は、妻の勉強に付き合って一緒に作業をしています。

真面目にやっている、妻を目の前にしているので、noteの更新をしてしまおうという雰囲気になりました。


という訳で、久々にやってまいりましょうこのシリーズ。

今日はもう上場をしてしまった銘柄をさらっと見ていきましょう。


いつも通り前提は以下をご参照ください。


本日はテスホールディングス株式会社を見てまいりましょう。


ディスクレイマー

・当該記事は、投資の勧誘を目的とするものではありません。       ・一般に公開されている情報を元に、記載をしており、嘘を書いているつもりはありませんが、誤解等があった場合、追記修正する可能性もございます(情報に基づいて被ったいかなる損害についても、記載者は一切の責任を負いません)                              ・あくまで投資判断はご自身の判断でお願いいたします          ・銘柄の良し悪しを断定する意図は一切ございません

リスク

遂にあのジラフにも家族が出来たようです。


という、しょうもないネタは置いておいてやってまいりましょう。


①概要

社名: テスホールディングス株式会社

事業内容: 再生可能エネルギー発電所の開発・売電、小売電気事業、コージェネレーションシステムを始めとした各種環境・省エネ対策システム等の設計・調達・施工・オペレーション&メンテナンス ほか

上場市場:市場第一部

承認日:2021年3月24日

上場日:2021年4月27日


②事業内容


以下については、出所:Ⅰの部から記載、太字は記載者追記


当社を持株会社として、テス・エンジニアリング株式会社を中核とする子会社18社(匿名組合含む)及び持分法適用関連会社3社で構成されております。
当社グループは、持続可能な社会の実現に向けて「Total Energy Saving & Solution」を経営理念として掲げ、「再生可能エネルギーの主力電源化」「省エネルギーの徹底」及び「エネルギーのスマート化」を注力領域として、①エネルギープラントやユーティリティ設備(※1)のEPC(Engineering:設計、Procurement:調達及びConstruction:施工)を行うエンジニアリング事業及び②オペレーション&メンテナンス(O&M)、再生可能エネルギー発電所の所有・運営・売電、電気の小売供給及びその他を行うエネルギーサプライ事業の2つの事業を展開しております。当社グループは独立系の立場を活かして、産業分野の様々な顧客が抱える環境対策、省エネ対策、エネルギーコスト対策等の課題を解決するための総合的なソリューションを提供しております。
(1)事業内容
当社グループは、都度受注(フロー)型ビジネスである「エンジニアリング事業」及びランニング収益(ストック)型ビジネスである「エネルギーサプライ事業」を展開しており、2つの事業が相互につながりを持ち、顧客に対
してエネルギー分野に関するワンストップ・ソリューションを提供しております。
なお、事業の区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。(以下、同じ)
①エンジニアリング事業
エンジニアリング事業は、エネルギープラントやユーティリティ設備のEPCを行っており、省エネルギー領域と再生可能エネルギー領域の2つを主たる事業領域としております。
なお、当社グループにおいては、テス・エンジニアリング株式会社がコージェネレーションシステム(※2)、太陽光発電システム及びユーティリティ設備等のEPCを、共立エンジニアリング株式会社がユーティリティ設備のEPCを行っております。
(中略)                              ②エネルギーサプライ事業
エネルギーサプライ事業は、オペレーション&メンテナンス(O&M)、再生可能エネルギー発電所の所有・運営・売電、電気の小売供給及びその他の各種サービスを提供するランニング収益(ストック)型のビジネスであります。
当社グループにおいては、テス・エンジニアリング株式会社がO&M、再生可能エネルギー発電所の所有・運営・売電及び電気の小売供給を、テス・アセットマネジメント合同会社がアセットマネジメント業務、プライムソーラー合同会社をはじめとするSPC(特定目的会社)及び匿名組合が再生可能エネルギー発電所の所有・運営・売電を行っております。


③事業系統図

事業系統図

出所:Ⅰの部


④所感

実は、このシリーズ更新に腰が重かったのは、あまり知見もない領域ですし、ぶっちゃけ関心がそこまで高くないので二の足を踏んでいたからです。

取り敢えずさらっと、事業内容を咀嚼してみると。


エンジニアリング事業で、

エネルギープラントやユーティリティ設備(→工場の生産設備の稼働に必要な電気、蒸気、水、圧縮空気、燃料等を供給する設備のこと)を設計、部材調達、施工を実施。そこで、単発のフロー収益を稼いでいる。

【事例】

エンジニアリング

出所:会社HP


エネルギーサプライ事業で、

オペレーション&メンテナンス(→運営と、整備ですね)、再生可能エネルギー発電所の所有・運営・売電、電気の小売供給及びその他の各種サービスを提供して、継続型のフロー収入を得ているビジネスモデルの様ですね。

再生可能エネルギー実績

再生可能エネルギー実績2

出所:会社HP


ちなみに、セグメント数値は以下です。

セグメント数値

出所:Ⅰの部

※図表にも書いていますが、調整額についてはいったん単純な参考構成比を出してみる為に算出から除外しています


ストック売上である、エネルギーサプライが、3割くらいの利益構成ですので、トラックレコードがわかりませんが、今後伸びるなら面白そうですね。

エンジニアリングは、日本の土地面積に限界がある以上、どこかで頭打ちも考えられるので。(こういう施設作るの、地権者とか地域住民とかと利害調整が大変そうな印象もありますし)


再生可能エネルギーの普及は進むことが考えられるので、伸びは多少期待できるのではないでしょうか。

個人的な印象的には太陽光発電事業手がけててよく、ここまで成長できたなという印象です。(結構、太陽光絡みって法改正の関係で難しい流れだったと理解しているので)


ちなみに、折角上場しているので、株価の動きを軽く見てみると、

公募価格:1,700円

株価

出所:GoogleFinance

公募割れはしていないようですね。


まぁ、一部上場ですからマザーズ市場みたいに爆発的に激しく動くわけでもないでしょうから。



という訳で本日は以上です。


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