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Juice=Juice 新曲レビュー「DOWN TOWN/がんばれないよ」

2021年4月28日にJuice=Juiceが14枚目のシングルとなる「DOWN TOWN/がんばれないよ」をリリースしました。

3月発売予定から色々あり、ついに発売!


今回は、名曲のカヴァー曲とバラード曲の両A面となっております。


DOWN TOWN


ポイント① シティポップ
最近再流行しているという「シティポップ」アレンジに仕上がったこの曲は、シュガーベイブのカヴァー曲であるということです。

”シティポップとは、1970〜80年代の日本で流行した“ポップスの一形態”です。詞やサウンドに「都会的な雰囲気」を含んでいることが大きな特徴、とされています。”



シティポップの代表的な人物としては、シュガーベイブのメンバーでもあった山下達郎さん、そして山下さんの妻である竹内まりやさんであります。

原曲は、ポップな雰囲気のシティポップアレンジであり、
今回のカヴァー曲は、現代のクールなシティポップアレンジというような印象でしょうか?


「七色の黄昏降りて来て 
 風はなんだか涼しげ」

この部分の歌詞と、サウンドのクールな雰囲気がとても合っていて、
好きです。


ポイント②松永里愛、覚醒
2019年に加入した工藤由愛、松永里愛。

このシングルでは、大人な表情に成長を感じさせます。
また、今回も相当のソロパートを任されております。


元々、高木紗友希在籍時にリリースされる予定だった曲。
(初披露はHello! Project presents...「Premier seat」 ~Juice=Juice Premium~)
この時のソロパートやフェイクで大きな存在感を出していたのが、高木だったが、リリース前に脱退したために歌割の変更を余儀なくされた。
松永もソロパート、フェイクも担当することに。

出だしのパート


Bメロのパート




今年7月で、16歳ということ。
宮本卒業、高木脱退で他の楽曲でもソロパートを多く任されているので
今後の活動に大きく注目です。


ポイント③ 井上玲音、ボイパ炸裂
昨年4月に加入した井上玲音。元々こぶしファクトリーに在籍していました。
 もともと、こぶしファクトリー在籍時から武器にしていたバイスパーカッションをこの曲でも披露。Juice=Juiceの新しい武器に、私はこのグループに太刀打ちできるグループはいるのか・・・


がんばれないよ

もう一曲は、バラード曲。Juice=Juiceの高い歌唱力を存分に生かした楽曲になっております。


ポイント①悩める人に向けた人生の新しい応援歌

応援歌というと、前面に「がんばれ!」を押し出す曲が多くあると思いますが、この曲のタイトルからもわかる通り、「がんばれないよ」と言ってしまっています。(笑)

この曲の主人公は夢を持った自信のない女の子かな?とイメージ。

最初は、頑張っているが報われず自信が欲しいと嘆いている1番
夢を叶えるために新しい環境に飛びこんだが寂しさと少しも希望を持つ2番最後は、もう少しだけ夢に向かってがんばってみるよという大サビ
と考えてみました。

 コロナ禍、将来への不安、やりたい事が見つからない・・・
私も今夢に向かって何も出来ていなく、自信の無さに打ちひしがれる日々を 過ごしています。
 この曲を聴いて、本当に涙が出ましたし、少しずつ頑張ってみようと思えるようになったので、そんな悩みにぶつかってる人におすすめしたい楽曲です。


ポイント② 植村あかり(あーりー)の成長を感じる歌唱力。
この曲は、どのメンバーも存在感を出してきていますが、その中でも成長を感じさせるメンバーが植村あかり

この動画(4:20~)ではうえむーのレコーディング風景が見られますが、1曲をしっかり歌いきる姿にディレクターのたいせいさんもお褒めの言葉を。

うえむーの歌は元々声質の良さもありましたが、デビュー当初はあまり歌割がない状態でした。ただ、元々パフォーマンス力の高いグループにいたこと、ボイトレにより、グンと歌唱力がアップ。


ちなみにうえむーにボイトレを教えているのが、
菅井秀憲さん。
数々のハロプロのメンバーにもボイトレをしており、モーニング娘。6期メンバーの道重さゆみさんとのボイトレ中にでた「にゃ~お」は伝説。
最近ではPRODUCE 101 JAPANのボイトレも担当しております。

最初の

ふらふらな帰り道
家までの慣れた距離
ため息が 白く溶けてゆく

のパートは圧巻。一文字一文字をたどるように歌い上げるうえむー。
元プロデューサーのつんくさんもうえむーの成長に驚きを見せている事もあり、これからのJuice=Juiceでどのような立ち位置でパフォーマンスをしていくか楽しみです。



まとめ


色々あった中での新曲リリースでしたが、
7人の高いパフォーマンス力にはさすがの一言です。

今回は2期以降のメンバーが所々で持ち味を発揮していましたので、
これからのJuice=Juiceの未来がとても明るく感じられるシングルになっております。

年内にはアルバム、出るかな...?

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