データバレー4を使ってみた

こんにちは。おしげといいます。

今年のバレーボールのアドベントカレンダーに参加させていただきます。宜しくお願いします。

今年何かしらバレーに関する事を発信したいと思い、参加してみましたが、まさかのクリスマスイヴに・・・
是非、最後まで見ていただけると幸いです。。。

早速ですが、私のバレー経歴を簡単にお話ししますと、
中学1年~高校3年 部活(左利きでサイドアタッカーやっていました)
大学1年~大学4年 サークル
現在までは、都内の社会人チームでバレーしながら、高校時代の顧問の所属先の高校でチームのお手伝い(コロナで全くできていない)

です。普段も女子バレーを中心にネット観戦で見ています。

さて、今回のテーマですが、
長年挑戦してみたく今年ついに購入した

「データバレー4」に挑戦してみました!!

データバレー4とは?

「データバレー4」とは、バレーボールのデータ分析に特化したソフトウェアです。
 世界ではもちろん、国内の大学生でも多くの人に使われているようです。

【大学とデータバレー】 現在、全日本インカレで男女36チームずつの国内トップランクの大学が、日本一を目指してしのぎを削っています。日本一が決まるまでのところはあとわずかになってきました。 参加チームのデータバレー使用状況を調べてみました...

Posted by データバレー on Thursday, December 3, 2020

データバレーのFacebookの投稿によると、今年行われたインカレでは、男子チーム36チーム中29チーム、女子チーム36チーム中30チームが使っていたようです。ゲーム分析の重要性が高まっているのが分かります。

現在、堺ブレイザーズのアナリストとしてご活躍されている宮脇裕史さんがデータバレーの特徴について上記の記事で紹介されています。

上記の記事の中に書いてある通り、十分な練習を積むことで細かい部分までプレーデータを収集し、分析に生かすことができるようです!



使うきっかけ

今回、なぜ「データバレー4」を使ってみようと思ったかといいますと、

1.元々アナリストの職業に興味を持っていたため。

2.プレーの情報収集を1度でたくさん収集できるため。
それぞれの詳細を書く。

1.元々バレーボールの試合を見るのが好きで、Vリーグのスタッツを見たり、自分で試合のスタッツをつけてみたりとしていました。その中で、当時中学生の頃に日本代表女子が世界バレーで銅メダルを獲得し、アナリストとしての仕事内容やデータのとり方を知り、面白い!バレーボールを全く違う視点で見れるって楽しそうって思ってました。

2.多くのバレーボールアナリストをされている方が使われているソフトであり、たくさんのプレーデータを収集できるソフトだと認識していました。なので、私も一度購入して、所属している社会人チームや、お手伝いで行く高校生に役立ててみたいと思っていました。価格帯が高額で買うのもためらっていたのですが、この職業をやってみたいと思い、思い切って購入してみました。

実践

今回は「V.TV」を登録しているので、ここから1試合入力をやってみようと思います。
本来であれば、コートエンドから撮影されている試合の方が絶対いいですが、入力をすぐに練習したいということで今回はこちらから。


まず、試合前の入力から。 

今回は開幕2戦目の東レアローズVSPFUブルーキャッツの試合を入力します。
お互いの試合の情報やスタメンの入力。

Vリーグのスタッツを参考にしながら、入力。

スタメン入力し、ローテも確認できたところから、
スタート!!!

今回の目標としては、
セッターコールを全て入れる!
アタックコードの種類を細かく入れる!」です。

基本的に、

(背番号+コード)
って入力していくんですね。。。
サーブ打たれた当時に
「S」を入力し・・・・

えっ。。。早い。
手が追い付かない(笑)

タッチタイピングができないときつい。。。

とはいっても、とにかく一試合やろうと決めたので、やるしかないですね。

でも、今は動画配信で練習しているだけですが、この仕事をプロのアナリストの方たちはリアルタイムで正確に入力しているんですね・・・すごい。

タイムアウト中に、セッターコールの確認っと。

すごい!こんな感じで出るのか!!

今まで見てるだけだったら、あまり気にしてなかった部分なので(ほかの方で気にしてたらごめんなさい)こうやって数字に出てくるのはすごいな。。。

ってことで、3セット頑張って入力していきます。

残念なことにまだ手元を見てしまうため、途中のディグやトスなど、見落としてしまう点多々。リアルタイムで入力するとなると大変。余裕無くなりそうです。

ってことで、1時間ちょっとの試合で終了。

試合は東レの圧勝!

Vリーグのスタッツで見てるようなレポートが出たり

選手別の統計もプレーごとに細かい数字まで出てくるので、セット別でどのセットがアタックが決まっているのかなども見れます。

すごい。。。

ちなみにこの試合は、東レの攻撃力がすごかったのと、ブロック祭りでした。(データバレー使わなくても見てたら出てくる感想で、ごめんなさい)

使ってみての感想


という感じで、ここまで「データバレー4」を使ってきましたが、使ってみての感想としては、

1.タッチタイピングができないと大苦戦する
⇒一瞬でもキーボードに目を落としてしまうと、終わります。(笑)実際にこの入力した試合でもラリー中のゾーンの入力やディグ、トスの入力ができていない場面があり、正確性の部分の評価があるとすると、5段階の5にあたりますね・・・
 アナリストを仕事としてやられている方が日ごろどれだけ正確に、たくさんのコードを入力し続けているのかがよくわかりました。尊敬です。


2.入力スキルやゾーンなどを理解すると、一度にたくさんデータを入力できる
⇒正確に細かく入力していくと、今までVリーグスタッツで見ることができなかったプレーまで情報を見る事ができて面白いですね。

3.動画があれば、簡単にコードと映像が照らし合わせられる。
⇒選手がどんな場面のスパイクが見たいかがすぐわかるのはいい! 
実際に自分が所属している社会人チームで試しに入力し、映像とコード同期してみましたが、検索すればすぐどのプレーが探し出せて良かったです!!

4.データバレーは、あくまでバレーボールアナリストとしての一つのツールだということ。
⇒ここで得られた情報を基に、選手やコーチ、監督に戦術立案するためにデータを加工して伝える。。。
なので、このソフトを使うことが、アナリストとしてのゴールではないという事を改めて感じました。

 また、今回の入力でテレビ用の試合だと、細かい部分までデータを取ることが難しいと思いました。特に、MBの囮(Aクイックなのか、Bクイックなのか)ブロックのワンタッチやボールの落ちた位置(ゾーン)など。

でも、この入力がたくさんできるようになると、細かい部分までバレーボールのプレーが見れるんだ!と思うともっと入力でできるようになりたいです!

年末年始はvリーグの1レグの試合を全て入力したり、コートエンドサイドから撮影した動画を使って、細かいデータ入力を練習したりと練習していきたいと思います。

今後も何かしら、バレーボールに関する発信が出来たらいいなと思っております。


読んでくださってありがとうございました!!

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