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くすぐりゲームの批評3


euphoria

真中合歓へのくすぐり地獄があるという情報で購入したのだが、その内容はガッカリだった。くすぐられる女の子がタイツ越しで足裏を羽箒でくすぐられて爆笑というのは有り得ない。ヘアブラシならまだしも羽箒の焦らし責めで爆笑なんて無理だろう。小谷みのりみたいな感度抜群ならば可能だろうが、それだと最初から笑ってないといけないし、途中まで耐えてるのは不自然だ。
声優は頑張ってたがセリフが最悪、笑いながら「足裏マ○コ」なんて叫ばれても萎えるだけ、シナリオはリアルを無視して妄想だけで話を作ってるのが透けて見えたので興醒めだ。
着衣姿なのもなんだかなぁという感じ、くすぐりは全裸姿の方が盛り上がると思うのだが、正直言って期待外れ。
くすぐりに拘らないなら十分に良作なのだが。


先輩と俺で脱衣じゃんけん!

無料配布されてるゲームで、学校の一室で男の子と女の子がじゃんけんをして負けたら服を脱がされていき、全裸にされた側がHされるというもの。Hシーンはお触り形式。
女の子(ふたなり)のHシーンで「くすぐり」という項目がある。
無料ゲームなので内容はアッサリとしていて物足りなさはあるが、もし時間に余裕があってくすぐりシーンに興味があるならプレイしてみるのも一興かと。


凌●看護婦 〜地獄責め〜

金髪ツインテールの女の子をくすぐる場面があって、声優の演技が上手い。
責めるのは脇だけというのが物足りないが、結構力を入れて作られていると思う。
もう1人はピンクのナース服の女の子が宙吊りでくすぐられるのだが、こっちは何かと語尾に「ですわ」とつけるのでイマイチ。やっぱり胡散臭い笑いをされると冷める。


凌●学園 〜部活調教恥獄責め〜

凌●看護婦 〜地獄責め〜のメーカーが出している作品で、こっちにもくすぐり責めがある。多分、スタッフに熱心なくすぐりフェチがいたのだろう。
女の子が2人宙吊りでくすぐられるのと、ベッドに全裸で寝かされた女の子がくすぐられるシーンの2つだったと思う。こっちも声優の笑い声の演技が凄く上手かった。


奴○○問ショー

大袈裟にいうと、くすぐりシーンをとことんまで追求してクオリティの高い状態で仕上げた初のゲームだと思う。
大概の作品ではくすぐりが登場してもただの快楽責めだったり、笑わせたらその場で終わりといった淡白なものが大半なのだが、この作品は笑わせた先まで相手を徹底的にくすぐり倒していく。
アンジェは責めの内容がくすぐり責めのみで徹底されてるが、見た目はもう少し幼くても良かったと思う。一般的なくすぐり責めの印象は峰不二子の影響が強いかもしれないが、成熟した女へのくすぐりよりも、近年では主に女子学生など子供っぽい見た目のキャラをくすぐる方が評価されやすくなっている。
ハヅキは見た目こそロリ風なのだが、肝心のくすぐりシーンが海老反り姿での拘束なので痛々しい。足裏のくすぐりも手でほとんど隠されて見えないし、いきなりくすぐられている最中から始まるのは気分が盛り上がりにくいと感じた。
くすぐりは基本的に単調になりがちなので導入部はあった方がいい、不安と緊張の面持ちの女子をくすぐり始めて徐々に笑わせて最後に破顔させていくシーンを丁寧に描写していく方が見ている人間を興奮させるために必要なセオリーだと思う。


奴○○問ショー【II】

奴○○問ショーの続編で前作よりも作画枚数が増えている。
特にロリ顔でくすぐり責めにマッチングしているリツのくすぐりシーンは圧巻なのだが、もう一つの責めがただの尿道責めなのは残念、これが失禁耐久のくすぐり責めなら絶対に盛り上がったと思うのだが。
セリベルも見た目は申し分ないが、彼女へのくすぐりシーンは物足りない。他のキャラが絶命するまで責められるのに、セリベルの場合はお仕置きなのでどうしても軽く見える。そのうえ海老反りの姿勢のせいでくすぐりも上半身に限られてしまっているのも不満が強い。
リティアは激しい責めのインパクトは強烈なのだが、くすぐりは雑な感じでイマイチ。キャラデザ的に破顔した顔はリョナっぽくて痛々しく、くすぐりでは魅力を感じにくかった。
責めの対象人数を増やしたことで相対的に一人当たりの分量が少なくなっている。作品の目玉であるくすぐり責めも一人に特化させないで他のキャラに分散したことで逆にインパクトを弱くしてしまってる。その中でもリツが一番割を食っていると言えるだろう。彼女のシーンは前作のアンジェや性癖討論のクレティアみたいに両ルートとも濃密なくすぐり責めにして、尚且つセリベルもハードな全身くすぐりで描いていれば前作以上の評価を得られた可能性はあったと思う。

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