ふわふわのパン作り
ドイツのパンは固めなものが多いです。
日本みたいにふわふわ系はあまり種類がありません。
日本にいた時もパンらしきものは作っていましたが、パンと断言できるものではありませんでした。焼きたては美味しいけど、弾力に欠けずっしりとしてて、翌日以降はパサつくのでレーズンとくるみを混ぜ込んでごまかしていました。
だから、パン屋さんで買うパンはなにか秘密が絶対あって、一般では作れないのだと思っていました。
ドイツパンも好きですが、たまには日本のふわっとした食感のパンが食べたくなります。
ある日、ヨーグルトが余っていてそれを消費するため『ヨーグルト、パン』でググったら、もちっもっちのヨーグルトパンレシピ・作り方を見つけました。もっちもっちという言葉に惹かれて、他のもちもちパンのレシピや動画を調べてみました。そしたら、これまで自分がやってきたことが少し違っていたことに気がつきました。それらの点を修正しながら、先のレシピをもとに作ったところ、初めてふわふわの弾力があるパンが焼けました!感動!
その改善したポイントがこちら
その一.ちゃんと計量する。(これはパン作り始めた最初の方での失敗時の教訓)
その二.生地を台に叩きつけたり、手の腹の部分でしっかり捏ねる。4本の指で生
地を伸ばした時に生地が破れなくなるまで行う。2斤分ぐらいの量なら10
分程度かかる。
その三.ガス抜きは軽めに行う。
その四.生地を整形する際はふんわり包み込むように丸める。生地の閉じ目はきち
んと穴を塞がなくても大丈夫。
ベンチタイムという生地を落ち着かせるための時間がありますが、私はそれを省いています。でも、ちゃんと作れてるのでいいかなと。
ちなみに、イーストはドライより生の方がイースト臭が少ないです。
生イーストを使う場合は、予め砂糖をぬるま湯に溶かしておき、そこに生イーストを入れて暖かい場所で10分程度放置します。そうすると更にイースト臭は軽減されます。
パン作りは、一見面倒に見えるけど一旦ポイントがわかればとても楽しいです。
ドイツはパン用の粉の種類が多いので、色々試してみたいと思います!
また、この前小豆を仕入れたのであんぱんにも挑戦しようと思います!
追伸:ドイツにはハイツングという暖房器具があります。これは温度を自分で調整でき、少し平たい面があるので、毎回ここの上でイースト液を置いて保温させたり、型に入れた後の二次発酵も行っています。
ドイツの美味しいもや面白い場所の発見に使わせていただきます!