本当に良いもの・ホンモノとはなんだ。
広告業界に入って、丸3年が経とうとしている。
今の会社に入った理由を振り返ってみると、一番は
将来自分で本当に良いものを作りたい・広めていきたい
そのためのスキルを身につけたい。だった。
でも、仕事で広告プランニングをしていてよく思うことがある。
本当に良いものって、本物ってなんだっけ?
時は遡り学生時代、僕はとあるマフラーに出会った。
それはテレビで紹介されていて、群馬の昔からある工場で作られた、
MOMAでも展示されているものであり、僕はテレビをみた時、
これがホンモノだ。と思った。
でも僕がなぜそれを本物かと思ったか、よく考えてみると
1、ジャパンブランドであること
2、昔から続く工場で老夫婦が作っているものであること
3、海外で展示されるほど、評価されているものであること
この3つでしかなかった。
この要素を見て、今の僕が本物のマフラーか?と問われれば
答えるのは否だと思う。
なぜなら、今までいろんなブランドに接する機会が仕事・プライベート含め
あったが、それと同じようなブランドいくつも見てきたからだ。
とはいえ、当時僕が感じた本物感も真実であると思うし、
感覚は生きていく中でアップデートされていくものである。
もしかしたら、
本当に良いもの・本物とは、今の自分の価値観と共鳴し合うもの
なのかもしれない。
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