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#ドイツ哲学
「ツァラトゥストラはこう語った」フリードリヒ・ニーチェ
ニーチェを単体で読んでいけない。
丹念にその遺伝子を辿ると、単なる発狂した変人ではなく、そこに至る軌跡があり、その頂上がある。それこそがツァラトゥストラ。
つまり、ニーチェの哲学と思想と詩が凝縮した孤高の傑作であるのだ。
「自殺について」アルトゥル・ショーペンハウエル
ドイツが生んだ偉大なペシミズム哲学の主。
読後感の奇妙なオプティミズムは忘れ難い。
ショーペンハウエルとニーチェとともに盃を酌み交わせば、今の時代をどう論じただろう?
「マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学するⅡ」丸山俊一
ドイツ新鋭の哲学者による現代の資本主義と民主主義の危機を探る。
欲望と自由が絡み合い、倫理が捻じ曲げられる時、全体主義や監視主義はどうやって出現してゆくのか?
ニューヨークを舞台にその根源を分析する。