何もできない時、どう考えるか

何もできない時がある。何も手につかない時がある。

やることが無いわけではない。むしろ課題が差し迫っていたりする。

しかし、できない。何か違うことをしてしまう。今やらなくてもいいことばかりをしてしまう。

そして時が過ぎる。何も片付かないままに、タイムリミットに少しずつ近づいていく。

頭では分かっているのに、体が、手が、目が、本来やるべきこととは違うものを選択していく。

さっきまで興味が無かったものにまで、突然興味が湧いてきて、そちらに時間が費やされる。

何ヶ月も前に買った本を開きたくなったりする。

どうしてこのようなことになるのだろうか。

答えはやはり、逃避だろう。

逃げているのだ。やるべきことから。

やるべきこととは、言い換えれば、自分にとって重要なことである。

重要である以上、適当にこなすことはできない。

汗を書いて、知恵を絞って、やらなければいけない。

だから私達は逃げてしまう。もっと楽しいものを無意識に求め、それを言い訳にして。

しかし、本当にあなたがしたいことは、やるべきことの先にあるはずだ。

それを達成するために、やりたくないことでも、やるべきことだと認識して、やっていこうとしているのだ。

大きな目標から順番に考えていこう。

そうすれば、目の前の、やりたくはないやるべきことは、その目標の一部に組み込まれていることを思い出す。

そして、最終的には、それはやりたいことの一部であるということを再確認できる。

やるべきことは、やりたいことの一部なのだ。そう考えれば、一歩前にすすめるのではないだろうか。


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