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ハン検準2級合格のために勉強したこと

2024年第61回のハングル能力検定準2級に合格しました!
(92点で合格~聞き取り:40点満点/筆記:52点)

以下、私がハン検準2級に合格するために使用したテキストと勉強方法についてまとめています。

何か一つでも参考になる内容がありましたら幸いです🍀

🐰インフォメーション🐰
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①『hanaの韓国語単語〈中級編〉ハン検準2級レベル』

単語はこれ一つに絞って勉強。

最初に単語帳を開いたときは知らない単語だらけで焦りましたが、単語を覚える際に以下のポイントを押さえたことで効率よく覚えられたかなと思います。

1.できるだけ何周も目を通した
→3周した時点で覚えられていない単語がたくさんあり落ち込みましたが、一単語ずつきっちり覚えるよりも、できるだけ何周も目を通したほうが脳に定着するとネットで読んだので、それからはとにかく何度も単語帳をパラパラしながら目を通しました。

2.似た雰囲気の単語は一緒に覚えた
→単語帳の中に似た雰囲気の単語がいくつもあって、どっちがどっちか分からなくなる以前に、そういう単語って、そもそも馴染みがなくて覚えるのが難しかったです。

そこで、似た雰囲気の単語は一緒に覚えることにしました。

例えば、以下のような単語は雰囲気が似て見えるので、

진작(=前もって) 정작(=実際のところ)

単語帳の「진작」の横に「정작=実際のところ」とメモ、
単語帳の「정작」の横に「진작=前もって」とメモして、それぞれ単語に目を通す際、紛らわしい単語も一緒に見ることで効率よく覚えられたと思います。

3.リスニング音声を何度も聞いた
この単語帳は単語+例文の音声をダウンロードできるので、食器洗いやお風呂掃除など家事をしながら何度も聞くようにしました。
余裕があるときは聞くだけではなく、単語部分を一緒につぶやきました。
(🐶「シック 家族」みたいな感じで)

なかなか机に座っての勉強時間は取れないですし、そもそも集中力がないのでスキマ時間のながら勉強は大事だなと思います。

あと、結果的に、聞き取り試験の対策にもなっていたと思います。


②『ハングル能力検定試験準2級対策問題集 筆記編』

かなり内容が濃く信頼できるテキストなのですが、全部覚えようとするとしんどかったので以下のように活用しました。

1.各章の練習問題を解いてノートにまとめた
→間違った部分はもちろん、正解した問題でも知らない単語・文法を見つけた場合はノートにまとめて、パラパラ目を通しました。

2.各章のリストは目を通すだけでOKにした
→各章ごとに過去既出の単語・文法・慣用句などがずらーーーーっと並んだリストがあります。
すべて覚えるにこしたことはないのですが、時間的に厳しく、覚えること自体ストレスに感じたので目を通すだけでOKとしました…!
目を通すだけでも脳に薄っすら定着したかなと👀

3.試験1週間前はノートづくり
試験1週間前の土日は上記リストの中でも脳への定着率がかなり低いものをピックアプしてノートにざっくり書き出してまとめました。
試験までの1週間+試験会場までの移動時間+試験開始までの待ち時間に頭に叩き込み。


➂『「ハングル」能力検定試験 公式過去問題集 準2級』

こちらとは別にもう一冊購入して、2冊で計4回分の過去問を解きました。
先ほどのテキストと同様に間違えた部分や知らない単語・文法はノートにまとめて目を通して頭に入れた感じです。

過去問を解くに当たって、実行して良かったなと思ったことは以下の2点です。

1.マークシートはちゃんとコピーして解答
→過去問題集に縮小版のマークシートが付いています。ちょっと面倒でしたが、こちらをコンビニで拡大コピーして試験さながらに解きました。

これ、本当にやって良かったなと思っていて、過去問を解く際に普通にマークシートミスしたんですよね…。(しかも2回も)

それもそのはず、マークシートでテストを受けていた頃から、もうかなりの歳月が経っているので慣れてないんです(笑)

筆記であれば、すべて記入した後でマークミスがないか確認する時間を取れますが、聞き取りはできないので、本当にマークシートに慣れておく必要があるなと思いました。

聞き取り試験本番では、

「マークシート記入」+「次の問題を読む」+「シートミスがないか都度確認する」

を同時進行で行うことでマークミスを防ぎました。

2.聞き取りは注意事項の音声も聞いた
→聞き取り音声は公式サイトからダウンロードできます。
ダウンロードせずサイト上で音声を再生することもできるのですが、ここには試験に入る前に流れる、注意事項について解説する音声は含まれていません。

本番の雰囲気に慣れるためにも、また、どんな注意事項があるか事前に把握しておくためにも、ダウンロードして注意事項も一緒に聞くのがおすすめです!


④聞き取りは専用テキストなしで突破。日々の耳慣らしが大切

聞き取り対策のためのテキストは購入していません。

これを読まれている方もそうかと思いますが、普段からYouTubeなどで韓国のコンテンツをよく聞いているので、そこで自然と耳が鍛えられていて特に対策をせずとも突破できたという感じです。
(2級以上は、このやり方では通用しないかもしれませんが💦)

ただ、過去問題集の聞き取り音声を最初に聞いたときは、普段聞いている韓国語(=韓国ドラマのセリフやネイティブの日常会話)とは発声やイントネーションが異なるので、耳に入りにくい感じがして、ちょっと焦りました。

あと、当たり前なのですが、知らない単語や慣用句が出てくると聞き取れないです…!

自分の聞き取り力のウィークポイントに気づいたのが試験直前だったので、取り急ぎ、聞き取り音声を通しで2回聞いて耳に慣れさせました。
(時間がないのでもちろん家事をしながら)

そのおかげと、たまたま自分がカバーしていた範囲の内容が試験に出たのでリスニングで満点を取れたと思います。

ちなみに、余談なのですが、私のお気に入りYouTubeチャンネルはユ・ジェソクさんの「핑계고(ピンゲゴ)」です!
俳優さんや女優さんをゲストに迎えてユ・ジェソクさんが一緒におしゃべりするコンテンツが特に好きで、家事をしたりお風呂に入ったりするときに聞いています。

リラックスした雰囲気でプライベートな話(今朝は何時に起きたか、朝ご飯を食べてきたか、この後の予定はあるか~とか🐰)が聞けて面白いですし、ネイティブの日常会話に触れられて良きです。

もちろん全て聞き取れるわけではありませんが、何度も聞くうちに理解できる範囲が広がって、出演者と同じタイミングで笑えると満足感があります♪

特にお気に入りはユ・ヨンソクさんとイ・ドンフィさんの出演回です。

お二人が出演している回は面白すぎて何度も聞きました。
特にお気に入りの回がこちらの2本。

↑ユ・ヨンソクさんの鶏の話は、切なさとおかしみが漂う名エピソード🐔

↑イ・ドンフィさんとカン・ハヌルさんのキレイ好きエピソードとイ・ドンフィさんの”卒業”へのこだわりが面白かったです。


⑤補足|テキスト以外で培った読む力が役に立った

筆記については特に普段どれだけ韓国語に触れているかが大事だなと、今回受験して改めて思いました。

知らない単語や慣用句が出てきても、韓国語の文章を読み慣れていると、雰囲気や前後の内容からある程度推測して対応できるからです。

ネット記事のようなものを普段から読むようにしているので、ここで培われた読む力が合格の助けになりました。


⑥おまけ|受験して韓国語の自信がちょっとついた話

準2級は無事に合格したものの、会話はダメダメ、文法も穴がたくさんある…正直こんな状態です…!

ただ、受験して良かったなと思うのは、韓国語への自信が少しついたという点にあります。

SNSやYouTubeを見ると、自分よりも韓国語が上手な方がたくさんいて、皆さん勉強もかなりされていて、そして私よりもお若い…。

そんな情報をたくさん見ていると、自分は韓国語が全然できない人間みたいに思えて、かなり自信を失っていました。

でも、今回こうして合格できたことで、苦手な分野や知らないことがいっぱいあっても、でも、理解できている部分は確実にあるということを確認できて嬉しかったです。少し自信が戻ってきました。

あと、すごく不思議なことに、自己採点で合格とわかった後、YouTubeコンテンツを聞いたとき、以前よりも聞き取れたんです!

「自分は韓国語ができない、低レベル、ダメダメ…」と心の奥底で思いながら韓国語を聞くのと、「自分って結構できる!できてる部分もちゃんとある!」と思いながら聞くのでは理解度が違うということだと思います。

何事もポジティブな姿勢で向き合うと上手くいくとは言いますが、こういうことかと腑に落ちました。

もともと人と比較してしまう性格なのですが、特に語学の勉強においてはマイペースが超重要だなと。

今後も人と比べて何度も落ち込むかと思いますが、できるようになった部分に目を向けて、楽しく勉強を続けていけたらいいなと思います。


最後まで読んでくださってありがとうございました(*^^*)
何か少しでもお役に立つ情報がありましたら幸いです🍀

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⑦再掲|使用したテキスト3冊のAmazonリンク

最後に、紹介したテキスト3冊を再掲しておきます🐰


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