自分が音楽をやるまでの流れ

初めてnoteを書いてみることにしました。

この間NOIZE君のnoteを見て、自分も改めて「自分がどんな音楽をやっているのか」とかそうゆうのを整理してみるのもいいのかなぁ、と思い。

昔から日記、ブログ等好きだったんだけど、snsに発信すると必然的にそれを見るのは知り合いになる訳で。
それが恥ずかしいというか、とにかくあんまりいい感情じゃなかったので、改めて書くという事もしなかったし、でもどうせ書くなら人に見られるという気持ちで書くのもいいのかなぁという気まぐれです。

「自分が音楽をやるまでの流れ」
時系列で書きます。

物心ついた時から身の回りに流れてる音楽は父親の趣味でソウルミュージック(主にモータウンレーベルの物)でした。
子供の頃は何となく古臭くてあんまり好きじゃなくて、車では母親に頼んでB'z、KinKi Kids、サザンを流してもらってた。
中学に入るまでは本当に上記の音楽しか聞いてなかったかと思う。

中学に入って仲良くなったジュンちゃんに「俺のおすすめ曲mix!」みたいなMDを借りて、そこに日本語ラップが入ってました。
正真正銘、完全に初めてラップという歌唱方法を認識した瞬間で、めちゃくちゃ新鮮でかっこいいと感じたのをはっきり覚えてます。
当時地元のCD屋にはHIPHOPコーナーなんて無くて、親に「友達から借りたCDが盗まれて都内じゃないと売ってない」と嘘をついて渋谷のHMVに連れていってもらいました。
情報もなにも無いからとりあえずジャケ買いで買ったのが、

キングギドラの最終兵器
KOHEI JAPANのFunky 4 U
餓鬼レンジャーのリップサーヴィス
DJ YUTAKAのなんかオムニバスのやつ

どれもめちゃくちゃ気に入ってて今でも全然聞きます。

多感な時期な事もあってすぐに真似したくなる。
13か14歳の時にリリックを書いて友達に見せたりして。
ライミングとかは本当に何となくこんな感じでしょって感じで覚えて、そこからはインストの概念も無いからひたすら買ったCDに合わせてリリック書いて部屋でラップするの繰り返し。
シンプルに頭悪いし何をしようとしていたのかわからないけど、とにかく衝動のまま1人で遊んでた感覚ですね。

高校に入ってすぐの時期。
後輩に「志摩さんラップしたいって言ってましたよね。自分の先輩がやってるので紹介していいですか?」と素敵なお誘い。
それで紹介されたのがショウタ。
ドがつくヤンキー。
髪型もアイパー。
第一印象は仲良くなりたくないタイプ。
結果的に仲良くなりませんでした。

ショウタもショウタで別の先輩にお世話になっててラップを始めた、みたいな状態で、ここで紹介されたのが俺の地元の2歳年上の先輩グループでした。
地元の先輩で、名前も知ってたのもあって直ぐに仲良くなり、そのクルーで既に作っていた曲に自分のバースを追加で書いてライブも初体験。
この時もビートはオリジナルとかじゃなくて、レコードのB面に収録されているインストでした。
(この時点でショウタはリリックが全然書けない、ライブはリリックを飛ばす、揉めるなどが重なりフェードアウト)

そこから21歳くらいまではとにかく地元のクルーと曲を作りまくりました。
ライブもしまくった。
先輩の家に集まって「今日はなんのゲームする?」のノリで「今日は何についてリリック書く?」って感じで。
とにかく毎日楽しくて。
馬鹿みたいに馬鹿みたいな曲作って、コンポにマイクを直接繋いでみんなで録音したり。
90分のMDに90分のフリースタイルを録音するとか。

あとこれはちょっと話が逸れるんですけど、クルーでライブをする時にソロ曲をやらせてもらうようになって、それをきっかけにソロでライブしない?とブッキングをもらう事が何回かあって嬉しかったのを覚えてます。
でも、未成年で都内まで片道2時間半かけてライブをしに行くのはめちゃくちゃハードルが高くて。
その当時はノルマが10,000円くらいだったかなぁ。
あんま覚えてないけど、とにかく田舎育ちの未成年にはハードルが高かった。
全部断ってました。

地元の話に戻ります。
この時期はライブに出る度に揉め事があって。
田舎のクラブ(っていうかヤンキー)特有の雰囲気で、出演者は集客率とか楽曲、パフォーマンスのクオリティではなく、その街でケンカが強いとか、縦の繋がりがあるとか、ヤンキーから支持されてる人達がいい時間でライブをしてて。
それに反発してたら裏でボコボコにされるし、出禁になるしで、気がつくと千葉でライブが出来る環境が無くなってました。

俺の先輩達は元々バンドをやってたのもあって、ライブが出来なくなるのと同時にバンドにシフトチェンジ。
俺も混ざってやってたけど、いまいち乗り切れなくて別行動。
この時期に初めてメンタルがぶっ壊れたり、地元を離れて神奈川に住んだりなどがありました。
その話はまたそのうちにでも。

ライブも出来ないし、一緒に曲を作る友達もいなくなり、元々楽曲制作なんて大それた事をしていたつもりもなかったからまた振り出しに戻った感覚。
ここから26,27歳くらいまではラップを始めた時と同じようにひたすら1人でリリックを書くサイクルになります。

で、23,24歳くらいの時、、、かなぁ。
初めてネットラップに出会いました。

思ったより長くなってしまったので続きはまた分けて書きます。
次は、
・ネットラップに出会ってから
・音楽を作るテンション、モチベ、目的
・今の自分と音楽の距離感
とかを書きます。
元々は下2つを書くつもりだったんだけど、気がついたらそこまでの経緯みたいなのを書き始めてしまっていました。

地元で音楽をやってた時の事ももうちょっと細かく書きたいですね。
凄いはちゃめちゃだったし、自分にとって本当に大切な期間だと思うので。

いい機会だと思うので飽きるまで色んな事をnoteに書いていくようにしてみます。
自分の中の色んな物を整理するって意味でも。

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