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【映画・NETFLIX】「愛を読むひと」鑑賞メモからのエッセイ #1

昔から気になっていた「愛を読むひと」を観ました。

タイトルからしてこってこてのラブ・ストーリーかと思いきや、

全く違う、、

タイトルとさわりだけで観た人の8割は私と同じように10代の思春期真っ盛りの男の子と大人の女性の、、と誤解していたと思う。

久々に淡いこってこてのラブ・ストーリーを観たいなと思っていただけに少し重めでした。

相手のことを思うが故にすれ違いが生じてしまったり、

2人の間でしかわからない"思いやり"があったり、時を経るごとに少しずつ考えが変わっていったり、、、

人生ってなかなかうまく噛み合わないことが多いし、外的要因によってどうにもならないことってあるよなあ、と。不条理というのはいつの時代もあり、人間にとって普遍的なテーマですね。

これとどうやって付き合いそして克服していくか、それはある意味通過儀礼であり、少年から青年になる過程でする恋愛がその後の人格形成に大きく影響していくものなのでしょう。

自分に置き換えてみてもマイケルと同じ年頃に経験したことは自分の考え方に思いほのか影響していると思います。

ちょうどその頃、その年代にしては長く付き合ったガールフレンドがいましたが、その後の恋愛や人生において一つの軸というか礎になったように思います。貴重な経験をさせてもらったからこそ、今に繋がっています。

きっとこのような経験は大人になってから経験してもさして人生にとって大きな影響を与えることはなく、その子どもから大人になっていく過渡期だったからこそ意味をなしているのでしょう。

きっと他の勉学においてもそうだし、音楽などもあらゆるものにあてはまりそう。

あの頃はスポンジのようにどんどんいろんなことを吸収していて、人生のどこかでひょこっと現れて形になる。

今のインプットとはまた違うんですよね。

その時々だからこそできることがあるから、自分の子ども達もどんどん良いことも悪いことも含め、経験して自分の糧にしてほしいなと、思った次第でした。

映画の感想と書きながらそこから大きく脱線して自分の思ったことをつらつら書いてすっきりして終わります。誰得な文章だと思いますが、自分の記録です。

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