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まいにち刻句勉励【俳句日記】

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編集、書籍ライターとして、他人様に成り代わって文章を編み書き綴ってきた、言葉稼業のコーネンキ片親母さんKが、自己表現リハビリの一歩としてはじめた俳句日記。切り取っておきたい日常の…
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2021年6月の記事一覧

三線を弾きに吉祥寺へ

三線を弾きに吉祥寺へ

芭蕉布や海の碧さはいや増しぬ

来月の三線発表会のリハーサルに吉祥寺のスタジオへゆく。
遅れて着いて慌ててちんだみ。
前の列に出され、マイクの前に立たされる。
小さなスタジオで数人の関係者の前でリハ、途中からバチを持つ手が震える。
途中で何度か手が止まる。

終わってから、今日初めて会う土曜日クラスのメンバーさんと挨拶し駅まで歩きながら、話す。
リーダー格の男性が、
「いやー、今日やってみて、課題

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夜更けの試合観戦

闇に光る道一筋や夏の夜

スポーツ好きの友人からの情報で、ラクビー、B&Iライオンズの日本戦を観逃さずにすむ。

4年に一度のドリームチームから日本にオファーがあったということが、今の日本ラグビーの立ち位置を示しているのねー、と2015年ワールドカップの快進撃とそれからの歩みを感慨深く振り返る。

日テレの中継のゲスト解説には福岡くん。
「対戦したかったですね」
の一言にそうじゃろうとも、とうなず

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平日外飯ランチ散歩

平日外飯ランチ散歩

緑道沿い店の名物心太

散歩ついでの外飯ランチ。
安いうまい居心地良しの店を見つけて、昼からビール。

玉川上水の暗渠の緑道を通り帰る途中、往きに気になっていた店に入り、アイスコーヒーと心太で一休み。

平日昼の小旅行。

夏の日々の買い物スタイル

エコバッグ麦わら帽子羽織もの

道中の日焼け対策には、麦わら帽子。
店内の冷房対策には、長袖のカーディガンなど羽織もの。

夏のスーパー買い物グッズ。

いつものスーパーの帰り道で

いつものスーパーの帰り道で

道端に海の欠片や夏の蝶

道端に瑠璃色の蝶が落ちていた。

帰って「夏の蝶 青 黒」で画像でググる。
アオスジアゲハというらしい。

沖縄の海の色の羽。

宣言明けの健康診断

宣言明けの健康診断

手際良き健診終えて夏至の夕

夕方に予約していた区の健診がサクサクッと30分ほどで終わり、外に出るとまだ昼間のよう。

見上げた空には鱗雲。

突っ走って転がる

突っ走って転がる

傷つけて傷つく吾や昼寝の日

相手にも役立つはず!

と勇んで提供を申し出たら、

「とてもいいものだと思うし、気持ちはありがたいけれど、いりませんし正直言えば話題にしたくなかった」

と、恐縮させて気を遣わせたあげく、どうやら気分を害させてしまったらしいことに気づく。

空気が読めなかった、全然。
自分の“常識”にまみれて、周りが見えてなかったことに、凹む。

そんな日曜日。

都心の街なかに木苺

都心の街なかに木苺

代々木駅線路の傍に木苺や

2年ぶりの友人と明治神宮を散策しながら近況報告。

北参道から出て代々木駅に向かう途中、
「この前、マツコの知らない世界で苔マニアが紹介してたんだけど」
と代々木駅近くの苔の聖地だという線路脇の石垣を通りかかる。

なるほど、いろんな種類の苔が生えてる。

へー、と眺めながらふと視線を上に移すと、鮮やかな赤い実が。
なんと石垣の上の線路脇から木苺がたわわになっている。

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大雨警報で休校の朝

大雨警報で休校の朝

梅雨の昼次男が仕込むネギ油

「二人分でこれって、3人前じゃ腕パンパンだな。母さん、大変だったんだね」

昼食のチャーハン(二人分)を作った次男坊談。

その気づきが、母さんはうれしい。