GEOPAXの中の人

BricsCAD AutoCADに追加して土木機能を追加できるGEOPAXの中の人です。 GEOPAXの便利機能やBricsCADの土木での活用方法などご紹介していきます。

GEOPAXの中の人

BricsCAD AutoCADに追加して土木機能を追加できるGEOPAXの中の人です。 GEOPAXの便利機能やBricsCADの土木での活用方法などご紹介していきます。

最近の記事

GEOPAX 25.0.4リリースしました。

BricsCADとAutoCADでCSVまたはSIMA形式の座標ファイルの入出力を可能にするGEOPAXの年内最後のアップデートです。 今回はフリーツール、POINT PACK、DRAW PACK、CIVIL PACKと、GEOPAX全体のダイアログの修正を中心とした修正となっています。 主な修正箇所は、各ダイアログの座標点の作成画層を現在の画層に設定する「現在の画層に設定」チェックボックスと、オブジェクトの選択方法に「画層選択」を追加しています。 noteではアナウンス

    • GEOPAX 24.12.5リリースしました。(自動三斜求積機能)

      BricsCADとAutoCADでCSVまたはSIMA形式の座標ファイルの入出力を可能にするGEOPAXの1月アップデートです。 noteへの掲載が遅れていましたが、24.12.0で自動三斜求積機能をCIVIL PACKに追加しています。また自動三斜求積機能の単体ライセンスの販売も開始しました。24.12.5ではBricsCAD V23 Pro以上での対応だった自動三斜求積機能をBricsCAD V22 Pro以上に対応させました。 GEOPAXの自動三斜求積機能とは?

      • GEOPAX 23.42.0リリースしました。

        BricsCADとAutoCADでCSVまたはSIMA形式の座標ファイルの入出力を可能にするGEOPAXの9月アップデートです。 今回はフリーツールとして提供している上記機能と、それを更に活用するためのPOINT PACKにて大幅に改良を加えています。 詳細はリリースノートを御覧ください。 POINT PACKに関しては、年内の開発はこれにて一旦締める予定です。X(Twitter)にて呟いてますが、これからの開発は斜長での三斜求積、線形計算に集中する予定です。 TINサー

        • BricsCADのブロック化コマンドが神

          竣工図作成はたいてい地獄中の人、現在竣工図を作ってます。 これは愚痴なんですが、この現場、4年続いてるんですが、元の計画からの変更に次ぐ変更で1枚の平面図から10数枚の平面図に分裂してるんですよ。 そしてあるあるなんですが、これらの図面はAutoCAD、JWCAD、HOCAD、V-NAS、よく知らない電気CADで作られています。地獄ですね(T_T) そしてベースになる設計図面のサイズが70MB!原因のひとつは、例えば図面内に存在する300のマスと200のハンドホールすべて

          土木ならAutoCADよりBricsCAD - TINサーフェスを活用しよう

          中の人はAutoCADもBricsCADも両方使うんですが、土木ユーザーに向けては断然BricsCAD Proをお勧めします。なぜなら、AutoCADでは扱えないTINサーフェスを使えるからです。BricsCADもLiteでは作成されたTINを表示することしかできないのでProが必要です。 TINとは?TINはTriangurated Irregular Network の略で、日本語にすると不規則三角網とでも訳せるでしょうかね。 その名の通り不規則な連続する三角形の連続

          土木ならAutoCADよりBricsCAD - TINサーフェスを活用しよう

          BricsCAD、AutoCADと土木の座標系の違い

          CADは数学座標系、土木は平面直角座標系座標系の話って複雑なので、詳しくはググってみてください。これは土木でCADを使用するときに最低限必要な座標系についてのお話です。 小学生の時に算数で習うグラフ。あれが数学座標系です。X軸が横 / Y軸が縦なのを覚えてるでしょうか。一般的なCADはこの数学座標系を採用しています。 平面直角座標系とは緯度経度から変換したもので、X軸が縦 / Y軸が横なので数学座標系とはXとYが逆です。 なぜ座標はXYZで表現するのか?これを疑問に思った

          BricsCAD、AutoCADと土木の座標系の違い

          CADと土木の親和性

          土木昔話。20年前は、平面図は信じるな!現場は横断図と縦断図から想像するんだ!なんて言われてものです。設計から上がってきた平面図と縦横断図の整合性が取れてないのは当たり前。平面図が実寸で作図されていない。むしろ手書きで寸法値だけが変更されてる。土木業界にはこんな悪夢のような図面がありふれていました。 図面が改善されてきた10年中の人の体感ですが、10年くらい前から正確な図面が作られるようになってきたように思えます。正直な話、土木ってCADのリテラシーが極端に低かったんですよ

          CADと土木の親和性

          GEOPAX note はじめました

          GEOPAXてなんぞ?GEOPAXはBricsCAD、AutoCADにアドオン(追加)してご利用いただける土木向けフリーツールです。基本的な機能として、DWG図面に座標点を作成する。座標を入力する。座標データを読み込む。DWG図面から座標データを書き出す。ことができます。 もともとBricsCAD専用に開発したのですが、より多くのユーザー様に使っていただけるよう、フリーツールである基本機能のみAutoCADでもご利用いただけるようにしました。 株式会社DOUBLE DROP

          GEOPAX note はじめました