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地頭力を良くするには② フェルミ推定の考え方と、得られる力

フェルミ推定は自分の知っている数字から、計算したり単純化したり、因数分解をしながら推定を出していく。

知っている情報が少ないからと情報を集めようとしてはならない

範囲が日本であれば、人口(約1億2000万人)や、面積(38万平方キロメートル)などがよく知られている数字であるが、面積が分からなければ東京福岡間の新幹線の時間や速度から面積を推定すれば良い。

考える順番としては、まず仮説を立てる。
仮説は大凡で構わない。結果をある程度想定しておく。
そしてその数字に近づくよう計算をしていくのだが、この時枝葉になるような例外などは排除しなければならない。
あまり細かな情報や計算式の数を増やしたからと言って正解に近づくわけではない。
例外はバッサリきりすてるべし。
あくまで答えに近づくよう計算をしていく。
しかし、仮説に固執する必要はない。

これらが自然と下記の力を培うトレーニングとなる。
1.結論から考える力
2.俯瞰で考える力
3.単純化する力

【結論から考える力】
課題を解決したい時、自分の目標を達成させたいとき、必ず最後にこうなっていたいというイメージが必要である。
結論を想定していない状態で考えたり、情報を集めても沼にハマっていくだけで達成に近づくことは出来ない。

【俯瞰で考える力】
俯瞰とは、引いた目線であること。
物事の大枠をとらえること問題の全体像が把握でき、目的の達成へのルートを見出すことが出来る。

【単純化する力】
単純化することで本当に必要なものが見えてくる。本題の周りにある例外や、関連性の低い問題に時間を取られては目的を見失う。

これはビジネスだけでなく、家庭、子供の夢など幅広く当てはまる考え方である

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