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Nile(ナイル):企業ネットワークを再構築する

私たちは、SNSのフィードが高度な人工知能の話題で溢れる時代にいます。しかしながら、2023年の企業向けWi-Fiやローカルエリアネットワーク(LAN)接続の信頼性は、他の技術革新に追いついていません。ネットワーク機器の調達、設定、更新、運用の複雑さには圧倒されます。過去15年間で、企業は徐々に「as-a-service」ビジネスモデルの有望性を認識するようになりました。 コンピューティングやストレージ、ソフトウェア・アプリケーションを含む多くのオプションを導入することでその利益を得てきましたが、ネットワークは同じレベルの革新を遂げてきませんでした。

現代の企業ネットワークはますます複雑さを増していることから、NaaS(Networking as a Service)導入の急速な拡大に向けて市場は受け入れの準備が整いつつあり、 資本的支出(CapEx)〜500億ドルに加え、関連する運用費用(OpEx)は、年間1,000億ドル以上に増加しています。ガートナー社は、2021年の1%から2024年までに全企業の15%がオンプレミスのNaaSを導入すると推定しています。Nileは企業のキャンパス・ネットワーキングを再構築し、Networking-as-a-Service(NaaS)を現実のものにしようとしているのです。

Nileのような企業情勢に変革をもたらすカテゴリー創造企業を支援できることはとても嬉しいことで、Nileの1億7500万ドルのシリーズC資金調達ラウンドに参加できることを光栄に思います。

カテゴリーを再構築するには、流通から設置、全体的なユーザー体験に至るまで、技術スタック全体を再考する必要があります。Nileは、エンタープライズ・モバイル・アプリケーションで管理される業界唯一の継続的パフォーマンス・モニタリング・システムを含む、信頼性が高くセキュアな有線・無線ネットワーク接続の来るべき未来の姿を提示しています。 同社のモニタリング・システムは、AIを活用した自動化によってネットワーク・パフォーマンスを改善し、ゼロトラスト・セキュリティ・プロトコルを実装してデータ、ネットワーク、クラウド・アクセス層を保護します。Nileはパートナー・ファースト戦略を導入しており、50社以上のグローバル・パートナーと提携しています。

過去40年間、オンプレミス(またはキャンパス)ネットワーキングは、現代の企業にとって複雑さを増すばかりでした。Nile の顧客中心のビジネスモデルは、ネットワークの導入と利用を簡素化することを目的としています。顧客はハードウェア要件に対処する必要がなく、Nile の柔軟な支払いオプションにより、ユーザーは使った分だけ支払うことができ、最終的に CaPex(固定資産)からOpEx(流動費化) に転換することができます。簡単に言えば、企業はネットワークの運用ではなく、ビジネスの運営に集中できるわけです。

Nileは、現代のエンタープライズ・ネットワーキングを支えてきたイノベーターたちによって設立されました。その創業メンバーには、John Chambers氏(元シスコCEO)、Pankaj Patel氏(元シスコEVP 兼 最高開発責任者)、Suresh Katukam氏(AWS, Aruba, Dell, Cisco)、 Sri Hosakote氏(Infinera, Seagate, Cisco)がいます。 この創業チームは、ネットワーク業界における合計100年以上の経験を生かし、あらゆる規模のグローバル企業や機関に新たなネットワーキングパラダイムの幕開けを告げます。

私たちは、この壮大なビジョンをサポートできることを嬉しく思います。