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小田急相模原「CURRY LOUNGE ハーフ&ハー」「カフェ ハロゲン」「亀の湯」

小田急相模原に行ってきた。「亀の湯」というレトロ銭湯が2024年5月末で閉館してしまうからだ。

正直、ネットでニュースを見た時は遠くだし、場所もよくわからなかったので行かない予定だったのだが、写真を見たら雰囲気が良さそうだったし私の好きなサウナもあった。

更に最寄駅を調べたら小田急相模原で思い入れのある駅だったので行くことにした。

小田急相模原は今の私の自宅からは遠いが、以前に付き合っていた彼女の家から近く、尚且つ私自身も小田急線沿いに住んでいたことがあり馴染みのある駅だ。

駅前に「ナマスカール」(「羊屋」と改名した後に、また別の名前に変わっていた)という南インド料理の名店もあり、私の好きなカレー屋が多いことも足を運んでいた理由だ。

この店は今回は行っていないが、私が食べた南インド料理店の中でもダントツの美味しさだったので機会があればおすすめだ。

まずは駅を降りると「CURRY LOUNGE ハーフ&ハーフ」というカレー屋に行った。

正直、インド料理屋はどこも似たり寄ったりなことが多いのだが、カレーライスは個性を感じやすくて好きだ。

バターチキンカレーは売り切れていたのでナッツキーマとサグチキンの合いがけをお願いした。

ナッツキーマはナッツの食感が心地よかったし、サグチキンも濃厚な野菜の味が味わえてよかった。

ルーは粘度強めのもので北インドのカレーをライスで食べているような感覚だった。

カフェ風の店内で明るく清潔感があり店員さんの接客も良くて居心地の良い店だった。

その後は少し散歩をした。3年ぶりにくる街。元カノと散歩をしたり桜を見に行ったり、ホワイト餃子を食べに行ったり色々と思い出のある街だった。

最初にこの街に来たのは7年も前のことだと思い出して時の流れの速さを痛感した。

ボーッとしているうちに老人になっているかもしれないが、すぐに死んで、輪廻転生して、また赤ん坊から人生をやり直せるだろう。

そんなことを考えながら少し腹を空かせて「ハロゲン」に入った。

その店は座間市の市民交流センターの中に入っているカフェだ。

広くてwifiも爆速で店員のお姉さんも綺麗で良いカフェだった。

持参したipadで動画を見ながらガトーショコラを食べた。コーヒーも美味しくて本当に居心地の良いところだった。

市民じゃないが、また使わせてもらおうと思った。

そして目的の「亀の湯」に向かった。駅周辺からは距離があって13分ぐらい歩いた。

本当にこんなところに銭湯があるのかと思われるような細道に、Google Mapで案内されたが、その先には確かに銭湯があった。

外で座っている人たちが多いなと思っていたら15人までで入場制限をしているらしく下駄箱は全て使われていた。

仕方がないので外の椅子に腰掛けて待つことにした。

外のベンチではすでに風呂上りと思われるおじいさんがお酒を飲んでいた。

おじいさんのリュックからは四次元ポケットのようにハイボールの缶が無限に出てきた。

家から酒を詰め込んで銭湯に来たのかと思うと少し面白かった。

順番が回ってきて銭湯に入った。銭湯とは大概レトロなものだが、それにしても年季の入った施設内に昭和レトロ好きとしては来て良かったと感じた。

浴槽はシンプルに「あつ湯」と「ぬる湯」の2種類で「ぬる湯」の方にはジェットバスが付いていた。

「あつ湯」は余程熱いのかと思っていたが「ぬる湯」とほとんど同じ温度だった。

サウナ室はGoogleのクチコミで「温度が低い」と書かれていたので期待していなかったが想像以上に熱かった。

10分も入っていると汗をかいて気持ちよかった。五右衛門風呂形式の水風呂も最高だった。

水風呂から天井を眺めて至福の時を味わった。待ってる人がいなければ永遠と滞在したくなるような銭湯だった。

サウナから出ると毎回同じ人が「ぬる湯」の中に入っていた。まるで風呂の主のようだが、足を伸ばしていたので少し邪魔だった。

椅子を使わずに床に座ってシャワーで体を洗っている人もいた。

少し見渡すだけでも個性的な客が多い印象で、銭湯の人は客の扱いに苦労したのではないかと勝手に想像した。

風呂上りにカルピスソーダ
あひるちゃん

その後は町田に移動して友人と喫茶店「NOISE」で談笑した。550円のカフェオレで23時まで滞在できてリーズナブルで良い店だと改めて思った。

1、2週間ぐらいサウナに行っていなかったのだが、改めて行くと気持ちよくて、頭の中が整理されるような感覚があった。少し体に悪くてもサウナに行った方がストレス解消にはなるような気がした。

思い入れのある街で美味しいご飯を食べられたり、独創的な銭湯に入れたりで良い1日だった。

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