見出し画像

「生理」について話そう 【パートナーとの性教育①】

前回のnoteでは、パートナーと性の話題を扱うことについて書きました。

今回は私たちがカップルとして
「生理について」どうコミュニケーションを取っているかについて発信します!

▼生理は人それぞれ

さて、仕組みは検索すればいくらでも出てくるので私から一つ話したいとすれば
「生理は人によって違う」ということです。

例えば、「生理の周期」
一般的には、約28日で生理が来ると言われますが、
人によっては3か月間来なかったり、1か月に2回来ることもあります。

例えば、「生理の影響」
腰が痛くなる人もいれば、お腹が痛くなる人もいるし、頭が痛くなる人も。
全く気分に変化が無いときもあれば、何もする気力が無くなるときもある
このように、生理の影響は人によっても違うし、同じ人でも時によって違うこともあります。

例えば、「生理への対応」
生理用品は人によって、ナプキン、タンポン、月経カップなどを使い分けています。
また、痛み止めを服用する人もいれば、ひたすら我慢する人も。
ピルやミレーナなどで経血量や生理痛、PMSを抑える人もいます。

このように、一般的な生理については調べればいくらでも知ることが出来ますが、
あなたのパートナーがどのように生理と向き合っているかは、本人に聞かないと分かりません。

▼パートナーと生理について話すこと

私の知り合いには、
「構ってちゃんだと思われたくないから辛くても絶対言わない」
と言って、パートナーと生理のタイミングや影響について話さない人も居ます。

ですが、話すのは必ずしも
「パートナーに気遣ってほしいから」という理由だけではありません。

私の場合だと、生理による影響は痛みより気分の上下の方が大きいです。
その気分の上下の原因をジュウが知らないまま付き合っていると、
ジュウが不必要に振り回されたり、傷ついてしまうことがあるかもしれません。

なので、「気遣ってほしいから」というよりは
「パートナーとの関係性を守るため」に話すことを大切にしています。

もちろん、気遣って貰えるのも嬉しいので、
そのためのコミュニケーションも大事ですね!☺

また、辛くないなら辛くないで無理に2人の問題にする必要は無いですが
生理は年齢や外部環境とともに変化するものですし、
ライフステージによっては非常に重要な話です。

「話したい」と思った時に話せる環境を作っておくこと
いざというときには2人の関係性を守ることに繋がるかもしれませんよね。

▼生理について話すときに、価値観を尊重するということ

パートナーと生理についてコミュニケーションを取る時に意識したいことは、
生理に向き合うことや話すことの障壁が高い人も居るということ。

そしてその背景には、
これまでの経験や周りの環境が影響しているということです。

過去のパートナーに「めんどくさい」と言われたり
生理が体に及ぼす影響を軽視されたりした経験がある場合、
自分でも気づかないまま、パートナーとその対話を避けたり心を開けないことがあります。

また、育った家庭内で生理がタブー視されていたり
学校で性教育を学ぶことが少なかったりした場合にも
対話の方法が分からず、「話さないものなんだな」と考えている場合もあると思います。

パートナーと生理について話すときには、無理に話そうとするのではなく
何よりも相手の価値観やタイミングを尊重すること

何に関してもそうですが、特に敏感なトピックについては意識したいことですね。

▼会話の始め方

ここでは私がオススメする会話の始め方をお伝えします。
しっくりくる方法があれば、是非活用してみてくださいね。

1. このnoteや他の記事、Youtubeなどのシェア
2. カジュアルに話し始める / LINEなどで話す
3. しっかり時間をとって話す
4. 生理管理アプリなどの媒体を利用する

( ※ ナナ目線なので女性からの会話の始め方を書いています。
個人的には、生理痛をきっかけに話し始めると「かまってちゃんだと思われる」心配が大きくなる気がするので、生理じゃない時に話し始めるようにしても良いかもしれません。)

1. このnoteや他の記事、Youtubeなどのシェア
→「今日こういうの読んだ/見たんやけど、どう思う?」という会話の始め方はナナとジュウもよくやります。
自分の感想を伝える前に相手の意見を聞くことは、フラットなコミュニケーションを投げかけられる簡単な方法ですね。

2. カジュアルに話し始める / LINEなどで話す
→「生理の話やねんけど、機嫌悪なったりするから把握よろしく!」といったカジュアルなスタートから少しずつ会話を積み重ねていくことでパートナーと少しずつ進むことも良いのではないでしょうか。

3. しっかり時間をとって話す
→「次のデートで30分くらい時間取れる?」と、しっかり対話の時間を押さえる。相手がちゃんと耳を傾けてくれるように雰囲気作り出来ると良いですね。

4. 生理管理アプリなどの媒体を利用する
→ナナは「Flo フロー」という生理管理アプリでジュウとも生理の周期を共有しています。体の状態なども記録できるので、直接何も言わなくても把握してもらえることが便利です。

おわりに

カップルの間で生理は「暗黙の了解」と化している。
「なんかしんどくなるんだな」という認識は広くあると思いますが、
その具体的なしんどさをパートナーと共有することは「女性のため」であると捉えられていることが多いです。

ナナとジュウの場合はそうではなく、
お互いを大切にするために必要なコミュニケーションだと考える努力をしています。

体調面も精神面も、バランスが崩れると余裕が無くなってしまうのは男女共通で当たり前のことです。
でも、それについて対話出来る関係性を作れていないと、どうしてもお互いが不必要に辛くなるときが来るんじゃないかなあ、とも思うんです。
だからこそ2人のために「性について話すこと」を大切にしていきたいな。

今回の記事が、どこかのカップルのご参考になっていますように!

ナナ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?