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地域サロンに出てみた話

鳥取市でNPOを経営するゲンヨウです。今日はワークショップの参加者側でした。住んでいる地域では○○委員とかPTAの役とか、よく呼ばれるポジションになりつつあります。

地域サロンというものに参加しました。流れは事例報告(4団体)、隣町のサックス奏者の方の演奏、お茶菓子食べながらのワークショップ(ワールドカフェっぽい感じ)でした。

70歳でもサックス吹いて披露できるって素敵ですね。演奏した曲は僕が生まれる前に流行った曲らしく、わからなかったけど。会場に来ている年齢層を考えるとよかったのかなと思います。

一方で今日の場づくりは難しいなと感じました。対象者を誰として、誰の意見を地域に反映させたいのか。本来であれば狙い次第でつくりかたがかなり変わるので、広く浅くやる事が目的のサロンとなると、結局は満足度のバラツキが多いだろうなと。

地域の未来を考えるというテーマであれば、先日行われた中学校の文化祭にあわせて、こどもや保護者の意見を聞くとかにした方が、具体的な話が出たのかなと思いますし、もう少し絞ったほうが結果的に良いのかもしれないと思いました。

もしくは、もう少し仮説をちゃんと描いたうえで、多様な世代を招いて、そこを土台に話てもらうとか。そういう方向性もあったのかなと思いました。

リラックスする雰囲気を作るための、お菓子の使い方も、食べながら事例報告や意見交換をやっても良かったのかもしれないと思いました。お茶やお菓子、ワールドカフェ的な空間づくりは、大事ではあるのですが、意見をちゃんと拾うためのファシリテートの機能を増すためのものなので、本来のファシリテートの設計がポイントなんだと思います。

地域でこういう場づくりをしたい人にやり方を教えることも増えたのですが、技術がバラバラに使われると、結果的に場づくりがいまいちになってしまうので、その辺の大事な部分を上流工程からちゃんと抑えるように話した方が良いなと気づきました。

今日のおまけコーナーは、僕がファシリテートするならどうしたかというのを妄想で書いてみます。

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