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今月のゲンヨウさん(2022年12月)

鳥取でNPO法人bankupを経営しているゲンヨウです。あっという間に年末です。師走とは本当に走る感じの一か月ですね。今月も振り返りましょう。

1.総理官邸に行ってきました。

なんだそれって感じですが。ディスカバー農山漁村の宝という農林水産省の受賞を受けまして(特別賞:ベスト8くらい)、全国で616件のノミネートから選ばれました。全国で37事例。鳥取県としては若桜のジビエの取組以来と聞いています。会場は総理官邸に行ってきました。総理が取材受けながら入ってくるテレビでよく見るあのスペースや、閣僚が並んで写真撮るあの会談なども歩きました。詳細は、別記事に掲載しますが、なかなか濃い体験でした。
そして、運がよくグランプリの方と同じテーブルだったので、総理の横で写真に写っております(5枚目と6枚目)。そして動画も映ってたりします(8分ちょうどくらい)

2.東京行脚

受賞にあわせて、学生スタッフ3名を連れて東京出張に行ってきました。僕らの積み重ねは大学生チームがあってのことなので、彼らの代表者にも還元せねばと、パブリックリソース財団の株主優待券の寄付があったので往復交通費もバンク持ちで行ってきました。

コースは、初日は東京駅周辺でお土産物屋とかの動きを少し確認して、千疋屋へ、今年は結梨という果物を扱うプロジェクトが始まったので、付加価値とは何かを考える場所へ。そのあとは複数のアンテナショップを訪れて、地域産品やパッケージをいろいろ見る機会にしました。夜はバンクOBOGとの懇親会@新橋アンテナショップ2階。

二日目は、僕は授賞式があったりしたので、午前は自由行動してもらい午後は農林水産省へ(写真撮影できなかったけど)農村ボランティアの基幹となっている事業の担当課などと意見交換の席に同席してもらいました。

最終日は、受賞者マルシェで販売ということで、有楽町駅前で一日販売してもらいました。僕よりうまいので。僕はひたすら東京の知り合いに声をかけまくる営業マンな一日(笑)。周りには他の受賞団体もいたので参考にさせてもらう事例も一気に見られた感じです。

(1)商品や価格について学ぶ(2)先輩たちから学ぶ(3)行政関係の仕組みを学ぶ(4)実際に自分たちで売ってみる+周りの団体から学ぶ。かなり濃い東京実践になったのではないかと(以下に写真載せます)

分校の修学旅行みたい
梨のプロジェクトがあるので千疋屋でめっちゃ高いフルーツを目視する
農林漁業大学生アワードの創始者に会って話を聞く


最終日は受賞者マルシェで販売(各プロジェクトの産品を)

3.まちづくりワーケーションプログラム@鳥取2022

昨年から始まった通称”まちワケ”。今年も空き家の利活用を鳥取と鳥取外のプレイヤーでつながって実施に向けて考える実践的な時間です。主催はまちづくり会社まるにわで、bankupとして運営プログラムのサポートをしています。

12月の頭ではオンラインの顔合わせと、オフラインの現地フィールドワークでした。僕がサポートするユニットは、秘密基地みたいな物件だったので、秘密基地になっていきそうです。2月まではオンラインチームで実際の案件について考えていく時間になります。

昨年はこの動きから”不真面目商店”が始まりました。東大生のみっちーが挑戦してくれて、半年で驚くほどに面白い空間が生まれました。第二の店長をインターンシップというカタチで募集しているので、周りにまちづくりに踏み出したい大学生がいたら是非。

4.複業・インターンなど外部人材活用

とっとり翔ける福業は提案が出てきて個別企業とのマッチングが始まっております。少しでも接点が生まれたらという感じです。
それ以外も鳥取の企業から長期インターンシップや複業につながりそうな話を個別で相談を受けたりしています。

最近は都市部企業とのワーケーションを一緒にやったり、地域プログラムを研修として導入したりという感じで、地方の距離は近くなっているなと感じています。

一方で、地方を消費するような流れも一定数見えてきているので、持続可能なあり方を考えねばならないなと感じてもいます。

5.鳥取文芸44号発刊

鳥取市の社会教育事業団という財団が毎年発行している”鳥取文芸”
今年のテーマが次の時代を作る人ということで、50名の執筆者の推薦人の一人と冒頭の文章を担当させていただきました。

「次世代の声を聞きたいけど、次世代を知らない」

という思い切ったオーダーをいただきまして、20代~40代の面白そうな動きをしている人々に寄稿してもらいました。いざ50名並んでもらうと、「あの人がいない」とか「こんな人いたんだ」などの声をいただきます。

僕は推薦人の一人なので、他の方とも相談したり最終的には編集部で決めてもらっているので、有名無名関係なくいろいろ推してみました。50人も並ぶと鳥取もおもしろいぞと実感できる1冊になったと思います。今井書店など鳥取市内の本屋さんに並んでいると思うので、1冊1000円ですがお買い上げいただけると嬉しいです(僕も数冊買って各所に置いてます)。

6.来年度の話

年末になってきているので、各種自治体から来年度の話も来ていますし、法人としても来年度に向けた動きについて少しずつ話をしている感じです。

鳥取から米子まで職員もばらけているので、各地の特徴も活かしつつ、組み合わせていかねばならないなとか。日野郡の農村系の人とちゃんと話しないとなとか思う最近です。

年末年始で少し整理しなくてはいけないなと感じています。細かなことはいろいろありますが、今月はこの辺が大きな動きでした。では、みなさん良いお年を。

応援ありがとうございます。サポートいただいたお金は学生の相談の時のカフェ代にします。