初めて胃カメラを飲んだ日
健康一番、体重以外は元気なゲンヨウです。鳥取県でNPOを経営しています。みなさんは、健康ですか?今月、実は初めて胃カメラを体験しました。健康って大事だなと思ったので、記録しています。
1.胃に異変が
健康診断は毎年受けています。人間ドックではないですが、毎年会社としてスタッフと一緒に受けてます。これは、創業期からやっていて、実家の父母が自営業でも人間ドックには行っていたのが記憶に残っていること。
また大学院を出て最初はNPOだけでは食えず県のシンクタンクで非常勤していました。そこで健康診断があったのが習慣化した理由かもしれません。
今年もバリウム飲んでグルグルされたのですが、そこで異変が・・・通知には「胃がん・胃潰瘍の疑い」と字としてみるとビックリしますね。とりあえず、急ぎで病院に行って検査の手配。肝臓も再検査だったので、そちらも手配。
2.胃カメラいきまーす
胃カメラまではこんな段取りでした。
1.検査手配(窓口)→初診→胃カメラその他検査手配→採血
2.栄養指導→エコー→胃カメラ→胃カメラの先生のお話→初診の先生のお話→採血(今回)
病院はいきなり胃カメラは取ってくれず(当然ですが)、紹介状(健康診断をやった施設)を持って病院へ行き、初診を受けて胃カメラについての説明を受けます。どんな処方にも少なからずリスクがあるので、その辺についての説明や、「ちょっとは傷がつくかも」とか、「こんな作業を想定しています」ということを丁寧に説明してくれます。承諾書にもサインして胃カメラの予約(翌週)を取って初日は終了。
一週間後、胃カメラ当日、前日の夜からは何も食べず、水も少しだけ飲んだくらいで病院到着。栄養指導(後述)のあとに、エコー検査しておなか周りの確認。
さぁ、胃カメラです。防護服みたいな感じの人が来てお話。飲み込みやすくするための、しびれさせる薬を口に含む。3分間、口の中に入れて飲み込まないようにとの指示。
「3分間待ってやる」
一人、病院内でムスカ大佐が降臨したのですが、病院だからボケられない。隣のおばあちゃんが震えながら同じ薬を口に含んでいる「飲み込んだらどうしようね」と言われた、「それ飲み込むフラグじゃないですか」なんて言えない。とにかく病院は静かなので余計なことしか考えない。
しばらくすると、舌がしびれる感じがしてきた。麻酔みたいなのかな。これでじわじわと機能させるのか、なるほど。
そういえば舌の上に乗せた感じでずっと待っていたけど、これは口全体に広げた方がいいの?とか急に不安になる。未知って不安との隣りあわせ。
3分経ってもムスカはやって来ない。渡されたタイマーを止めて待機。3分以上進むと何かやばいことはないのか、未知は不安との隣りあわせ。
看護師さんが来てくれた「それでは行きましょう、頑張ってくださいね」
え?頑張るって何?
という訳で、ベットに横向きになるように指示され、のども麻酔、舌とかも少しマヒしているので飲み込めないから、口の中からいろいろ出ても良いような準備も万端。マウスピース的な、入口を口につけてもらい説明開始。
「これがカメラになります。太さ1㎝くらいのこれをどんどん胃の方に入れていきます」
1㎝の管がどんどん入るのか、おつまみで出る小さなサラミくらいの太さです。紐を飲むみたいな感じ、大丈夫?(あとで家で話していたら、昔はもっと太かったらしい、技術って素晴らしい)。
「では、いきます」ということでイン。いやー、ここから飲み込むまでは結構苦しかったです。事前に「鼻から呼吸して口からはくイメージです」とか言われたけど、まったく鼻呼吸なのか、口で呼吸しているのかわからなくなったし、「飲み込んでください」と言われても、どういうこと?ってなるし。
「はーい、チカラを抜いてくださいー」と言われたので、気持ちは死んだ魚みたいな感じでぐったりしていたのですが、「まだチカラ入ってますね」ってもうそれ反射で僕には制御できないチカラなんじゃないかと思ったり。
このままは、やばいなぁ、苦しいなぁと思っていたら、カメラが映している画面に気づきました。胃の異変、素人の僕が見てもわかるくらいだったらどうしようと思って、急に画面に集中してからは、特に苦しくもなく進みました。冷静って大事。
十二指腸から胃、食道と後退しながら写真が撮られていきました。これはこれで面白かった。慣れてしまえば、カメラもそれほどでもない。そして、抜く時めっちゃビビってたけど、全然痛くない。
3.お医者さんはいろいろ丁寧
事前の検査説明とかもガッツリメモを取っていたので、お医者さんもいろいろ丁寧に話してくれました。結果は特に胃に異変(心配するほどの)はなく、胃炎が起きているので、ピロリ菌の検査もすることになりました。
この辺も含めても、資料やら写真やらで丁寧に説明してくれます。どんどん聞いたら面白くなると思う。迷惑かもしれんけど。
4.むしろ脂肪肝の方がやばいとのこと
胃は大丈夫でしたが、どちらかというと体重の方に指摘が入りました。運動しないというのも良くないとは思うのですが、「たくさん、早食い、夜遅い」の3拍子揃ったよい肥満とのこと。
「おうちでカレンダーなどの見える位置に体重を記録してください」
というその地獄はなに?っていう状況です。僕の体重はおそらく、子供たちから友達に公開されていることでしょう。
畑作業とかも含めて体も動かさなきゃ。コロナ関係なく運動不足です。
5.コロナ禍の総合病院
最初に検査について相談に行った時は、5月末でまだ新規の受付はできないと言われました。コロナ甲子園の決勝まで残った鳥取でも、患者さんが出ていたのでかなり慎重な雰囲気でした。
医療関係者の方に感謝です。第二波などいろいろ出てくるとは思いますが、そこで働く方のことをしっかり覚えておかねばと思いました。
今日のおまけ記事は駄文です。気が抜けた文章を書いています。最近のスープについてと、久々に徹夜をしたので眠いという話です。
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