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町は歩けることでつながるのかもしれない

鳥取県でNPOを経営しているゲンヨウです。日曜日に”鳥取市鹿野町”で開催されている”週末だけのまちのみせ”に顔を出してきました。うちの学生たちが出店しているということで、子供たちを連れて。

秋に一か月くらい、いろんな人が入れ替わりながら自分の小さなお店をやってみるという企画です。農村16きっぷは、大学祭でもやっていた梅ドリンクを出していました。

もともと城下町の鹿野町は、街並みがきれいです。家の街道側に統一感を持たせたり、飾りをしてみたり、空き家を地域のNPOが借り受けて、サブリースしていたりと、鳥取県内でも先進的なまちづくり事業を行っています。

鳥取に来てから、車での移動が多くなってなかなか街中を歩くことが減ったのですが、”まちのみせ”というくらいの企画なので、城下町を歩きました。道には、イベントへの参加者がちらほらと見えます。場所によっては結構な人数もいました。日本語ではないやり取りもあってびっくりしました。

この人がいるという感じの賑わいをみて、出張先の街を思い出しました。出張に行くと、街中を歩くようにしています。東京は特に歩きます。お酒は強くはないですが、いくつかの店に入ったりもします。

そこで感じるのは、道を通じて、店と人がつながる感じ。一体感と言えばいいのかな。並んでいる店を少し見てみたり、比べてみたり。僕は実家が街中なので、基本的には街中のごちゃっとした感じの方が好きみたいです。

今、住んでいる地区は農村部なのもあって、中心地でもほとんど店はありません。集落も点在しているので、田んぼ・田んぼ・家家・田んぼみたいな感じです。のんびりした感じは好きですが、街という連続性は感じないです。

その辺を統合して考えてみると、歩くことが、街を構成する上では大事な要素だと思ったのです。車社会ではあるのですが、歩けること、あと車が1台ちょっとくらいの狭い道が良いです。鳥取市の中心市街地は防火のためもあるのですが、メインの通りの道幅が広く、連続性を感じにくいです(自分の感覚ですが)。

ごちゃごちゃしたのがやっぱり好きなんだろうな。それも僕の欲しい暮らしの一つなのかもしれないです。今日はここまで。

今日のおまけコーナーは、地域における会議(合意形成)について気づいたことを書きます。13日は、研修講師でした。そこで地域の人向けの勉強会の時間を担当させてもらってのですが、そこでワークショップをやってみて気づいたことです。

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