小さなやりたいをカタチにする
鳥取市でNPOを経営する中川げんようです。8月からマーチングスクールという企画を、オンラインではじめました。今日はその辺の話を書きたいと思います。
1.マーチングスクール
この春(2021年4月)に引っ越した新事務所、マーチングビル。シェアオフィスとシェアハウスが併設される空間なのですが、町に新しいプレイヤーが増えるための場として運営されています。ビルの管理は僕も監査役を務める”株式会社まるにわ”で、弊社はコミュニティづくりの役割も務めています。コロナ禍では、コワーキングスペースを広く開放できないので、オンラインのセミナーを含めながら、地域でやってみたいことを抽出する時間にしています。
第一回は、東京中野でマグロマートを運営し、先日鳥取市でもジューススタンドめじろをオープンした尾坂さん。Uー35(35歳以下)を対象にしていて、UターンやIターンなどで暮らしているが、なかなか地域との接点がない。やりたいことがあるんだけど、どうしたらよいかなと思っている。やりたい事を探している、誰かのやりたいことを応援したい。という若者の一歩を作っています。ちなみに、今日は第二回です(ぜひぜひ)。
2.小さなやりたいを発信する
マーチングスクールでは、下記の3つの流れを組んでいます
(1)セミナー・・・実行しているセンパイに教えてもらう時間。事例を学ぶ、体感する時間。
(2)ワークショップ・・・自分たちの思いや考えを共有する時間
(3)イベント・・・やりたいを小さくカタチにする時間
学生人材バンクの運営をしてきても感じることなのですが、「何かやってみたい」という一歩踏み出したい状況の場合、段階を踏んでチャレンジするとスムーズにいくと感じています。セミナーでイメージを持ったり、モチベーションを感じること。ワークショップで自分の考えを発信・人に聞いてもらうこと、人の話を聞くこと。イベントでとりあえずやってみること。
特にワークショップで意見を出してもらうキッカケが大事だなと、自分の考えを話すことで少しずつ、やってみたいコトが見えたり、他の人のアイデアが入ることで解像度が上がったり、仲間が見つかったりします。
今回も一つの企画が、なんとなくしっくりきてなかった方向性の部分が、言語化されることで、しっくりくる雰囲気になりました。欲しい状態を考えたときに、やり方は複数パターンあるのですが、どの選択肢を取るかによって望む状態に近づけるかが変わってきます。どうしても、初めての企画は本人が思っている感じの言語化が難しく、選択肢がしっくりこない場合もあります。他の人の声を聴いて、そこを修正できたのは良かったなと。
こうやって、noteなどに書くこともできますが、考えを文字・言葉にするって大事だなと。その過程で気づくこと整理されることは多いです。もちろん、見られたら恥ずかしいってのもわかるので、自分なりに何かメモでも残しておくと良いと思います。そして、誰かに聞いてもらうのが良い。アドバイスをもらうわけでなく、とにかく聞いてもらう過程で、「それってあるよね」とか「わかる」という場面が出てきたりして、やりたいコトの解像度が上がっていくことが多いです。
僕も聞くことはできるので、マーチングビルもしくは、鳥取大学CDLに来てもらっても、オンラインでもお話しを聞かせてください。
=中川げんようオフィスアワー=
月曜:マーチングビル(鳥取市栄町627)9:00~18:00
火曜:鳥取大学広報センター1階CDL 9:00~18:00
木曜:鳥取大学広報センター1階CDL 9:00~18:00
オンライン(適宜)
3.カタチにしてみた第一弾
そんなわけで、スクールメンバーの企画第一弾。境港のひものの良さを存分に伝えたいということで、オンライン干物ナイト”ひものFIRE”が企画されました。ただ、ひものを焼いてみて食べるってイベントですが、主催の方の”ひもの愛”がヤバい。熱量が。この企画をワークショップで話しているときも、そのあとの作戦会議でも熱量があふれていました。
「一番最初に勧めたい魚種は決めてます」
人生で初めて聞いたフレーズでした「推し魚」。当日をお楽しみに。
9日の昼までに、リンク先に掲載されたオンラインショップで申し込んでいただく(送料無料になるので)と、ご自宅に美味しい干物が間に合います。
こんな感じでスクール生と企画も生み出していきたいので、引き続き気にしてもらえると嬉しいです。
今日は、ここまで。
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