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マーチング日記(2021/06/28)

鳥取市でNPOを経営しているゲンヨウです。今年度から、鳥取駅前のマーチングビルに移転しています。株式会社まるにわが運営する、シェアオフィス+シェアハウスのオフィススペースの1階に入っております。

弊社の個別スペースは、事務スタッフ用でそこまで広くないので、僕はカウンターで作業していることが多いです。では、先週を振り返りますね。

1.むらまち対話Lab.

冒頭の写真ですが、6月から鳥取大学の3つの研究室に連名で借りていただいてます。先週の金曜日は地域学部の筒井一伸教授の研究室のメンバーと、OBOGの方、ビルのシェアハウス住人、僕で交流会をしました。

むらとまちの交流会ということで、むらの話をOBの役場職員や僕が話をして、学生からは卒論の話とか、興味ある研究テーマの話などをしました。途中からは働くこととか仕事についてのやり取りが多かったです。

『仕事はしたくない』

という話が出てきて、なぜそういう思考になったのかとか、どういう仕事だったらやってみたいかというやり取りもされました。

僕は仕事と暮らしの境界線があいまいな人生ですし、やりたいことはすぐにやっちゃう人なので、全体的にやりたくないって事は感じたことがなかったんです。細かく考えれば『○○めんどくさい』とかはあるんですけど(笑)。経営者は自分で決められるから、進むことやることへの腹落ち感は大きいってことなんだろうなと。

周りの大人が仕事が大変って話ばかりをしているとも聞いたので、学生たちに『仕事、おもしろーい』と発信したいなと感じました。

僕なりにやりたいことが生まれてくるには、決断の積み重ねだと思っています。小さなことから自分で決めていく。その時も『まずはデザートで出たプリンとシュークリーム、どちらを選ぶかを真剣に考えてみよう』みたいな話をしてました。決断、大事。

2.コーディネーターのやることって何?

話題は変わって、ワーケーションに関する意見交換で呼ばれたときの話です。ワーケーションとは、都市部の仕事をオンラインで地方で実践したり、地方企業の課題解決を複業としてやってみたりなど、最近、はやり始めた働き方の一つです。鳥取県としては、外部人材の受け入れ方法の一つとして、観光戦略の一つとしていろいろやっていこうという感じになっています。

弊社は地域企業の課題解決の文脈を”長期実践型インターンシップ”や”ふるさと兼業”の文脈で実行してきました。集落の課題解決に関しては”農村ボランティア”も一つに入ります。

その辺の知見があるということで、呼ばれたんですね。その中で、『コーディネーターが大事』と言われますが、結局、コーディネーターって何をやる人ですか?という話があって。言語化ができてないなと感じ、ちょっとまとめてみました。

1)状況整理をする(事業・人材・財務:ビジョン)
2)課題を抽出して優先順位を決める
3)打ち手を考える(仮説設計)
4)打ち手にあった外部人材(チームも可能)を思い浮かべる(DB検索)
5)外部人材のメリットになる関わり方を設計(要件定義)
6)外部人材をマッチング(面談・意思の共有)
7)外部人材の関わりをフォローする(伴走支援)

ざっくり考えるとこの流れかなと。大手のプラットフォームだと、すでにやることが決まっていて、必要な人材像が決まっていればそれでよいかなと。やることが見えきれてないパターンとか、優先順位が微妙な場合は、コーディネーターをいれて壁打ちからやることをお勧めします。

ワーケーションのコーディネーターも、ワーケーションの細かな活用方法がいろいろ出てきているので、目的だけも観光・仕事・副業・研修など様々ですし、滞在期間も短期、長期とあります。その辺を組み合わせて考えるには、コーディネーターがいれた方が結果的に早い気がします。

3.ミニキッチンのありがたみ

マーチングビルの1階にはミニキッチンがあります。お湯を沸かすだけじゃなくIH調理器があるので、鍋などで加熱も可能です。電子レンジと組み合わせて、お昼ごはんや夜食を作ったりしています。

僕は料理で気分転換できる人なので、誰かのためにご飯をつくるのはなかなか良い時間になっています。街中はスーパーも近いですし、鳥取駅前は大丸の中に無印良品もあったりとなかなか便利です。

コロナの状況が少し変わったら、まるにわメンバー以外にも何か出せる時間が来ることを楽しみにしています。

今日はこのくらいで。月曜にあげようと思ったのに。水曜になってしまいました。

今日のおまけ記事は、コーディネーターって何をつらつら書こうと思います。

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